鯨ノート

聖地巡礼と旅の記録

公共交通機関で行く!ゴールデンカムイ聖地巡礼2018【小樽編】

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2018年8月19日(日)
ゴールデンカムイスタンプラリー初日。
たしか、月曜休館の施設が多いので、開始が1日早まったのでしたね。

初の聖地巡礼に選んだのはやはり、物語はじまりの地、小樽ッ!
日頃の行いが悪いのか…
雨でした。

旅程

10:00 小樽駅集合
徒歩10分  
10:10~10:55 ◆小樽新倉屋 花園本店
11:10~11:30 小樽駅前→祝津
(中央バスのりば3祝津線おたる水族館行き)
11:30~12:00 小樽市鰊御殿
徒歩15分  
12:15~13:25 ◆小樽貴賓館(旧青山別邸)
13:25~13:31 祝津3丁目→総合博物館
(中央バス高島3丁目経由 小樽運河ターミナル行)
13:31~14:20 小樽市総合博物館 本館
徒歩8分  
14:30~15:00 ◆旧日本郵船
徒歩10分  
15:10~16:00 小樽市総合博物館 運河館
16:00~16:20 ◆運河プラザ(旧小樽倉庫)
徒歩7分 (途中に色内大通)
16:40~17:00 ◆大正硝子館(旧名取高三郎商店)
17:00~17:20 ◆小樽浪漫館(旧百十三銀行小樽支店)
17:20~ 小樽運河食堂

■=スタンプラリー
◆=聖地

まあ、この通りに進むはずもなく…。
はじめての小樽巡礼で気持ちが昂ったのか、沢山詰め込みすぎた。

巡礼スポット

巡った順に紹介していきます~。

小樽新倉屋 花園本店

集合して早々に腹ごしらえ。
スケジュールの都合上、最初に寄っておきました。
雨の中、小樽駅から徒歩10分。

tabelog.com

たしか、カフェの時間には早すぎたのだけど、
お店の方がご用意してくださりました…!ありがたや…。

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「小樽の花園公園名物の串団子だ」(2巻 第16話)

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うまい。甘いものは久しぶりでもなかったけど、唾液腺が弾けそうだ。

小樽市鰊御殿

徒歩10分かけてまた小樽駅に戻ります。聖地巡礼は脚で勝負。
おたる水族館行きのバスに乗って祝津まで~。

着いた瞬間からどしゃ降りに。

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「あそこに匿って貰いましょう
親方が住む豪邸で隠れるところがいっぱいあります」(5巻 第40話)

この坂がな…まるで滝のようでな…。

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辿り着いた頃にはずぶ濡れでした。

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「粕くだき」(5巻 おまけ)

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「粕叩き」「こまざらい」(5巻 第40話)

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二階にも上がれます。

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急な階段。

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辺見ちゃんがズパンとやった後に撃たれたお部屋。(5巻 第40話)

www.city.otaru.lg.jp

ここで随分楽しんでしまったので、時間が押してしまいました。
一箇所30分で済むとか考えない方がいいです。
鰊御殿を出る頃には、雨も止んでいました。

小樽貴賓館(旧青山別邸)

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鰊御殿から徒歩15分ほどで貴賓館へ。

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建物の裏にあじさい園があります。
見頃の時期は有料のようですが、我々が訪れたときには無料開放されていました。 

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ゲンジロ(クマ)とあじさい

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鶴見中尉がピアノを弾いているシーンの導入(5巻 第40話)

貴賓館の入館料を払って見学する内部は撮影禁止ですが、そのまんま出てくるものが多数あるので5巻を持っていくことをお勧めします。

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レストランでにしん蕎麦(1080円)がいただけます。

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撮影用の小道具もありました。

www.otaru-kihinkan.jp

結局予定していたバスには間に合いませんでした。

小樽市総合博物館 本館

貴賓館最寄の祝津3丁目バス停から総合博物館へ移動~。
小樽市総合博物館は、本館と運河館に分かれていて、本館は列車等交通系の展示が充実しています。

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スタンプラリーはこんな感じでポスターが掲示されています。

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杉元(クマじゃない)降臨。

本館と運河館共通だったみたいですが、わからなかったのでどっちもスケジュールに組み込んでました。
個人的にはどっちも行って良かったです。

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展示されてる車両に乗れるッ!

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屋外にもかつて北海道で使われていた車両がずらり。

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色褪せ具合がたまらねえ。

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手宮の扇形機関庫。
明治13年、国内3番目の早さで開通した鉄道が手宮~札幌らしいですよ。

www.city.otaru.lg.jp

日本郵船

徒歩8分ほどで旧日本郵船です。

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外観(1巻 第3話)

日露国境画定会議が行われた場所だそうで、標石第一号の拓本とレプリカがあるらしいです。
ちなみに、第一号の実物はサハリンに、金カムに出てくる第二号の実物は根室にあります。

ここで押してる時間を回収すべく、この時は中に入らなかったのですが…
なんと耐震補強工事の為
2022年3月まで休館だそうです。

www.city.otaru.lg.jp

なんてこったい!

小樽市総合博物館 運河館

アイヌ民族に関する展示はこちら。

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アイヌ文化で読み解くゴールデンカムイ』でも紹介されていた樺太の白い厚司。
アシパさんが着ているもののモデルですね。

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生き物系の展示もこちら。

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ちょうちょ。

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奥には色内大通りの写真。
3巻第19話で馬橇が駆け抜けた通りです。

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個人的に、明治30年代既にレンタサイクルがあったことに驚き。
奥山コレクションは、明治30年代に活躍した小樽のアマチュア写真家・奥山富作の作品です。
貴重な歴史資料として小樽市総合博物館に寄贈されているそう。

運河プラザ(旧小樽倉庫)

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「鶴見中尉か…」(4巻 第30話)

屋根にシャチホコの載った倉庫。
手前が運河プラザで、奥が総合博物館の運河館です。

小樽は市街地に平地が乏しいため、港周辺をどんどん埋め立てていったそう。
当時は船が浮いていた辺りも、今は道路です。
その向こうに小樽運河があります。

それにしても、もっとまともな写真がなかったのか。
次回リベンジします。

リベンジしました↓

dnsksik.hatenablog.com

大正硝子館(旧名取高三郎商店)

一旦運河から離れて内陸側に移動。
途中、色内大通りを通りますが、今は普通にマンションとか建ってたので割愛。

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「そこまで まだ殺すな」(2巻 第16話)

まさかのこれしか撮ってなかった。
原作では反転されています。

小樽浪漫館(旧百十三銀行小樽支店)

大正硝子館とは川を挟んでお隣。
ここから堺町本通りです。
美味しいお店や楽しいお店が沢山ある通りですね。

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「狙いは銀行だ」(4巻 第34話)

土方が強盗に入った銀行です。
今はガラスのアクセサリー等が売っているお店です。

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内装はたぶん違ってました。 

その他

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小樽運河
運河の着工は大正入ってからなので、原作の時代からもう少し先の話。

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小樽運河食堂でラーメン。
遅い時間になると、どの店も結構閉まっちゃいます。

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手宮線跡地。

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小樽駅に「食べていいオソマ」も売っていました。 

まとめ

  • 1箇所30分じゃ足りません
  • 博物館はどちらか選ぶなら運河館が良いと思います
  • 小樽には1巻から5巻までを持っていこう!

こちらの記事で小樽リベンジしています↓

dnsksik.hatenablog.com

おまけ

参考記事・文献

otarunet.com作中に出てきた場所全部巡りたい!という方はこちらを参考にするとよいです。

写真で辿る小樽 明治・大正・昭和

写真で辿る小樽 明治・大正・昭和

 

是非当時の小樽と照らし合わせて巡ってください。

言わずもがな。
面白くてずんずん読めました。おすすめです。

クマについて

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界隈には有名なあのクマたち。
左からオガタ、ゲンジロ、リパさん、スッギ。
オガタとタニガキは夏男さんちの子。
皆で各地を旅してます。