ゴールデンカムイスタンプラリー3の旅日記
気づけば年の瀬。
今年もたくさんお出かけしたな~。
その割には放置され続けていたこのブログ…
その原点ともいうべき『北海道はゴールデンカムイを応援しています。』スタンプラリー、第3弾も無事完走を果たしていたよ!
開催期間の半分ほどで制覇した前回とは異なり、色々な事情が重なりほぼ期間いっぱい使って巡ることとなった今回だが、その分四季折々の風景を楽しめたのはよかった。
気づけば旅行記もしばらく書いていないので、この記事でスタンプラリー3の旅をまとめたい。
アホほど長いよ。
『北海道はゴールデンカムイを応援しています。』スタンプラリー3概要
第3弾となった今回、歴代最も難易度の高いスタンプラリーとなったことは間違いない。
その概要がこれだ。
- 期間:2020年6月19日~2021年3月31日
- エリア:全13エリア
- AR:全26種(+プチ・ラリー2種)
- 総距離:約1600km
- 特典壁紙:3、6、9、11、13エリア達成時5種
詳しくは下記の記事にまとめているが、数的には前回の11エリア→13エリアに増えたことと、一部エリアに合併があり、新たに函館エリア、稚内エリア、十勝エリア、胆振エリアが加わったことが大きな変化だ。
「第3弾やってくれるなら函館でも稚内でも行くよ!」と口走ったのがそのまま現実になってしまった。
とはいえ稚内とかなかなか厳しくない…?と思っていた私の前に、JR北海道史上(おそらく)最強のお得きっぷが現れた!
その名も「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」通称ラブパス。
特急含む北海道内の在来線普通車自由席が6日間乗り放題!その上4回まで指定席も利用可!!で12,000円のびっくり価格!!!
これを使わない手はない。
そんなわけで、今回もただエリアを回るだけではない、ゴールデンカムイの聖地を思い切り満喫する旅がはじまった!
エリア(獲得AR)と旅の記録
今回も回った順番にまとめていく。
ほとんどが公共交通機関使用だが、一部自転車や友人の力を借りているエリアもある。
スタンプラリー指定のエリア以外の聖地も回ってきたので紹介したい。
日高エリア(キロランケ、のっぺら坊)
旅程:6月21日(日)
スポット:平取町立二風谷アイヌ文化博物館
移動手段:自転車
スタンプラリー第3弾が開始し、初日から早速ARを獲得した人らのツイートがちらほらと目につく。
私はまだ計画もまともに立てていなかったが…
とりあえず近場に行ったろやないかい!!
そんなノリで夏至のこの日、ワンデイ自転車トリップを決行することに。
今回は浜厚真経由。潮風を感じながら走るのは気持ちいい。
すっごいししゃもだしラーメンが気になりつつ時間がないのでスルー。
むかわに入り、道の駅で休憩。
ししゃもフライが大変美味であった。ケチらず2本くらいいっておけばよかったと思う。
国道235号→道道74号→道道59号→国道237号の道順で進んだらしい。
12:40頃、二風谷到着!
緑がきれい!
ノーマル杉元とアシㇼパさんのARはスタンプラリーのサイトで予めゲットしていた。
たしか施設にまつわるクイズに正解でもらえたはずだ。
まずはコタンを眺めながらの腹ごしらえ。おなじみカレーのセット。空腹にしみた。
いざ、二風谷アイヌ文化博物館へ。おなじみのパネルが展示室の入り口前に飾られている。
のっぺらぼうと…
キロランケをゲット!!!(キロちゃんは帰り際に撮影したもの)
11巻 第108話でツルを捕るのに使われていた水鳥用の罠カシンタと、7巻 第61話で白石がインカㇻマッに買わされていた魔除けのイケマの根。
今回博物館では展示品すべて制覇したのでは?というほど撮影したが、割愛。
前年度のまとめにいくつか載せているので参考まで。
外でチセを見学したり、キロランケのマキリを作った貝澤徹さんのお店にお邪魔したりしているうちに帰りは16時を過ぎ…
苫小牧あたりで道に迷い、暗闇に沈んだ田舎道を獣の気配を感じながら涙目で走ることになったのはまた別のお話。
ところで二風谷では夏至の時期、オプシヌプリという山のくぼみに夕日がすっぽり収まる現象が見られるそう。機会があったら見てみたい。
胆振エリア(インカㇻマッ、チカパシ)
旅程:7月18日(土)
スポット:ウポポイ(民族共生象徴空間)、のぼりべつクマ牧場・ユーカラの里/アイヌ生活資料館
移動手段:鉄道、路線バス、高速バス
クマ牧場がスタンプラリーのスポットに入っていると知ったとき、思わず拳を握った。
なぜなら、このとき既にのぼりべつクマ牧場の年パスを所持していたからである。
1月に訪れた記録はこちら↓
1月に年パスを購入して以来のクマ牧場。子グマちゃんがお披露目されたという。
ウポポイもオープンし、ラッピングバスが登別温泉~ウポポイ間を走るという情報も聞きつけ、行くなら今だ!!
というわけでやってきたぞ2度目の登別。こちらはおなじみ登別駅のケイ太くん。
登別温泉行きのバスまでの時間、冬にも訪れたフンベ山を覗いてきたが、草が茂っていて気軽に立ち入れる感じではなかった。
登別温泉に到着。さっそくのぼりべつクマ牧場へ。
階段のところどころに新しく看板が立っていた。
ロープウェイ乗り場。フフンと年パスをだす。いい気分だ。
前日より運行開始していた空飛ぶチセ、「カント・チセ号」とすれ違う。
「あれ乗りたい!」などとほざいていたが、「カント・チセ号」は乗れないのである。(トバ号と同じ枠組み)
山頂につくと、目の前のクマ山ステージでヒグマの能力紹介が。
アスレチックの各所に餌が隠されており、ヒグマが器用に餌を見つけ、取り出す様子を見学できる。
そしてそして今回のお目当ての…
子グマちゃんが!!
見て!!!むちゃくちゃ愛らしい!!!!
彼女の名前はエースちゃん。名前の由来が世相を表している…。
彼女が大人のヒグマになった頃にはこのコロナ禍も「そんなこともあったね」と言えるようになっているといいね。
それにしてもお茶目なエースちゃん。こんなポーズも見せてくれた。
ひたすらにかわいい。すっかり虜になってしまった。
年パス入場特典でもらえるクマのおやつを消費すべく、第2牧場へ。
そう、この時期ちょうどNKB総選挙が行われていたのだ。
NKB総選挙とは、来場者が第2牧場のメスグマに投票し、センタークマを決めるという某アイドル的なアレである。
是非かわいくアピールしてくれるクマに投票したい!!…したいと思うのだが、クマを見分けるのはなかなか困難。君の名は状態。
君は…レガリアさま…?と思い投票したが、あとから違うような気がして別のクマにも投票した。
お次は第1牧場のオスグマたち。
ヘイヘ~イ!からのグワッ!
迫力の開口を拝むのもおやつをあげる楽しみの一つだ。ついつい追加課金してしまう。
第1牧場には人のオリなる施設が併設されている。
階段下の通路を通り抜けると、すぐそこをヒグマが徘徊する空間が…!
まあ、窓に囲まれているので、たいして恐怖することもないのだが。
むしろ間近で見るオスグマは、でっかい顔につぶらな瞳、耳もモフモフでかわいい。
ここでも、専用の筒からクマたちにおやつをあげることができる。
おやつを持った人間がいると「はよよこせ」と急かされる。結果、クマからの窓ドンを体験することができるぞ。
ところでこの日のクマ牧場、お天気があまりよろしくなかった。倶多楽湖も霧の中で何も見えない。
そして何より…寒い。
夏だというのにかなしいかな、寒かったのだ。冬に来たときも「熱量!熱量!」と駆け込んだ食堂にて、冬と同じくラム丼をいただく。
寒さにはラーメン…ではなく肉だと思う。味噌汁がつくのもポイントが高い。
冬はスルーしたアイヌコタンも見てきた。おっと、君は以前博物館に上がる階段にいたクマでは…?
さて、今回はあまり長居はできない。白老に向かうため早めに下山することに。
帰りにカント・チセ号を拝みたかったので、エースちゃんのところで時間を潰しつつ待ち伏せた。
カント・チセ号のおでまし。
中は囲炉裏があったりして、なかなか細かい。乗りたかった。(乗れない)
帰りのゴンドラからはエゾシカが見えた。
下山した足でそのままバスターミナルへ向かう。今回はクマ牧場だけで登別を離脱する。
が、その前に、お待ちかね…
「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」ラッピングバスの到着だッ!!!!
札幌でも何度か撮影していたが、目の前に停車されるとかなりテンションが上がる。
巨大広告などになかなか恵まれない道民からすると、好きなアニメのラッピングバスが(大きくくくって)地元を走るなんて夢のよう。
最高だッ!!
乗車時間30分ほどで到着。ラッピングバスを見送り…。
いざ、ウポポイへ。迷路のような通路を通っていく。
この通路を抜けるとコロナ対策のブースがあり、連絡先記入などを済ませ…
ようやくゲートへ。
ちなみにお土産屋さんや飲食店はゲートの手前にあり、無料ゾーンとなっている。
今回は予め年パスを購入しておいた。ゲートで受け取り、いざ入場。
ちなみに、ウポポイの入場料は大人1200円。年間パスポートは2000円。
つまり2回入場すれば元は取れるのである。年パス待ったなしというわけだ。
入場すると、右手にすぐ国立アイヌ民族博物館が見えた。
15時からの博物館入場券を確保しておいたので、さっそく中へ入る。
1階には雑貨なんかが売られていた気がする。
至るところにアイヌ語の表記が見られるが…
こんなところにもアイヌ語が見られ面白い。
2階に上がると、ポロト湖とウポポイをパノラマで見渡せる窓がある。
天気がよければより景色を楽しめそうだ。
さっそく展示を見ていこう。
円形に並べられたガラスケースの中の展示物は前後両方から観察できる。
アイヌの衣装だけでなく。
ニヴフの衣装なんかも展示されていた。
囲炉裏を囲むようにしてお話を聞ける展示。
ぬいぐるみのクオリティが高い動物の展示。
情熱大陸で制作風景が放送されていた貝澤徹さんの作品もあった。(が、あえてここには載せないでおく。是非現地で見てほしい)
ウポポイは博物館がすべてかと思いきや、博物館以外にも、映像上映などのプログラムがたくさんあり結構忙しい。とても半日では時間が足りない。
結局プロジェクションマッピングの時間までいることにしたので、ウポポイで夕食をとることに。
カフェ リㇺセ。メニューは魅力的だがこの時間になると売り切れも多い。
ななかまど イレンカ。テイクアウトできる軽食がメインだ。
お高そうなお店もあったが、今回はリーズナブルにフードコートのヒンナヒンナキッチン炎で夕食とした。
リーズナブルに鹿肉料理が食べられる。
鹿肉そばでヒンナヒンナ。
夜になるとライトアップも。
このライトがプロジェクションマッピングと連動して面白い。
建物の壁に映される15分ほどのプロジェクションマッピングを外で鑑賞した。
7月といえど夜はかなり冷え込む。
パーカーなど、羽織るものがあったほうが良さそうだ。
帰りはJRで。
今度は丸一日ウポポイで過ごすのもよさそうだ。
札幌2エリア(牛山辰馬、家永カノ)
旅程:7月30日(木)
スポット:サッポロファクトリー
移動手段:徒歩
全然旅でもなんでもないのだが、病院に行った帰りに聖地を回ってきた。
まずはここ。
23巻 第225話の扉絵で(おそらく)初登場の札幌教会。
ジャック・ザ・リッパーの犯行現場の手がかりとなる場所。
創成川を渡った東側にあるので、ファクトリーに行くついでに立ち寄りやすい。
現役の教会なので、外観だけ…。
紫陽花がきれいに咲いていた。
そしてこの日のメイン、サッポロファクトリー。
実はこの日の目的はこちらのスタンプラリーの他にもあり…ゴールデンカムイと同じく北海道札幌市を舞台としたアニメ「波よ聞いてくれ」のスタンプラリーも同時に回っていたのだった。
↑の写真は「波よ聞いてくれ」のOPでマキエさんの背景として出てきたカットを意識して撮った一枚。
早速牛山さんをドォン!!(ポスター貼ってある場所を探すのに苦労した記憶)
この牛山さんの後ろの建物は無料の見学施設になっていて、この日初めて中に入った。
6巻 第52話に初登場の札幌ビールのラベルがでかでかと掲げられている。
昔の写真が見られたり。
26巻 第258話に登場のビール釜。
ファクトリーの近くには旧永山武四郎邸と旧三菱鉱業寮がある。
作中に出てくるわけではないが、明治・昭和の建物の雰囲気を楽しめる。
中に入っているカフェ「ナガヤマレスト」のソーダフロートがおすすめ。
25巻 第249話のサッポロビール工場の外観と重なる。
撮影したときは248話が公開されたばかりだった。
星枠の窓も作中に描かれていた。
帰りに札幌駅でゴールデンカムイ缶の広告を見かけた。
なんともタイムリーである。
函館エリア(土方歳三、永倉新八)
旅程:8月21日(金)~23日(日) ※22日(土)に獲得
スポット:函館市北方民族資料館
移動手段:宿の送迎バス、市電、路線バス
函館…。
道民であれば修学旅行で一度は訪れたことがあるという人も多いだろう。
かくいう私も修学旅行で訪れ、それきり、函館方面には足を運んでいなかった。
札幌から函館への移動手段として一番に浮かぶのがJRだろう。
えきねっとトクだ値を使って片道6000円くらいかかる。
往復高速バスを使えば4000円くらいで行けそうだ。
だがもっとお得に、そしてちょっと贅沢に函館に行ける方法があった。
野口観光の送迎バスだ!
なんと往復3000円で函館まで連れて行ってくれる。
しかも途中立ち寄りでサービスエリアや道の駅なんかにも寄ってくれる!
往復利用の場合最低2泊~で出発曜日に制限があり、ビジネスホテルと比べると多少宿泊料金が割高は割高になるが、こいつを使わない手はない。
今回は2名2泊朝夕付で1人18000円ほど。夕食でズワイガニの脚が出るプランにした。さらにGoToなんとかで後日6000円のキャッシュバックとなった。
実質、1泊朝夕付きが6000円!札幌~函館までの交通費を含め2泊の旅行代金が15000円!ありがたや…。
1日目
というわけで金曜日、予約しておいた札幌駅10時発の送迎バスに乗り込んだ。
立ち寄りの樽前山SA。
相変わらず天気に恵まれない。
往路は食事処への立ち寄りはないので、セブンイレブンで昼食を調達。
お次は八雲PA。
お買い物は帰りに…と思って何も買わず。帰りは別ルートだった。
14時半過ぎに函館に到着。
今回のお宿は啄木亭だ。啄木ちゃんの名前だし、函館野口グループの宿の中では一番安い。
コロナ対策のためか、鍵の受け取りや宿の説明等すべてバス車内で行われた。
今回のお部屋。
景観はほぼ街だが、函館山と函館競馬場が見える。あと、謎の猫の顔も見える。
さすが旅館、お茶菓子がついているのもうれしい。
2000円分の函館市グルメクーポンもついてきた。
着いた日は温泉にでも入って夕食までゆっくり過ごすのが定石だが、お出かけヤクザ的には時間がいくらあってもたりないので、スマホ市電バス共通2日乗車券(1700円)を購入し、さっそく市電で街中へと繰り出す。
まずは宝来町で下車して、函館千秋庵総本家 宝来町本店へ。
千秋庵と聞けば、道民には「千秋庵~の山親爺♪」のCMがおなじみだが、あれは札幌千秋庵のCMだ。
函館千秋庵総本家と名のつくとおり、じつはこちらが元祖である。札幌は暖簾分けしたお店というわけだ。
元祖の味を知らずして千秋庵を語るなかれ…はさすがに言いすぎかもしれないが、本家と味比べをしてみたかったのだ。
そしてこの本店の歴史を積み重ねた店構え…駅チカにも千秋庵の店舗はあるが、わざわざ本店を訪れた価値はあった。
もう一軒、気になっていたお店があった。
十字街からバスに乗り、船見町で下車する。
バス停から真っ直ぐ、しばらく歩いていくと…
ピンク色の建物が見えてくる。
お店の名前はティーショップ夕日。日本茶の専門店だ。
海側から見るとこんな感じ。
明治18年に建てられた旧函館検疫所台町措置場を利用している。
内観。レトロで雰囲気がある。
窓際の席が人気で、店名の通り、海に沈む夕日が拝めるという。
日没前の時間帯はかなり混み合うと聞いていたが、この日は平日で天気も悪かったので窓際の席に座ることができた。生憎の天気だが、眺めは最高だ。
冷煎茶を注文した。お茶菓子とおかわりピッチャーがついて700円。
グラス越しの若草色が見た目にも涼し気でよき。
お店の前にいたネコチャン。
お店から函館どつく駅までの帰り道にも猫がたくさんいた。
夕食はバイキング。カニがもりもり。
夕食後は庭園を散策。
建物の中からガラス戸の一部が開くようになっているのだが、入り口を探すのに一苦労した。
2日目
朝食もバイキング。ついあれもこれもと欲張ってしまう。
朝食を終え、市電で末広町へ繰り出す。
さっそくスタンプラリーのスポットへ…とその前に
同じ並びの函館市文学館を訪れた。
石川啄木に関する展示が充実している。館内は撮影不可だが、啄木の直筆文字がかわいかった記憶がある。
唯一撮影を許された啄木像。
つづいてスタンプラリースポットの函館市北方民族資料館。
キロランケのようなぐるぐるのニンカリが展示されていた。
北方民族資料館とあってウイルタ民族などの道具も展示されていた。
ウイルタの鞄がかわいい。
館長のコメントがなかなか面白い。
「○ールデンカムイ」に関する記述も。
さて、函館の聖地といえば旧ロシア領事館…
の前に旧イギリス領事館にも立ち寄ってきた。ショップと庭園だけ…。
紅茶やイギリスの雑貨なんかが販売されていた。
それにしても坂がすごい。マスクをして登ると息が苦しい。
この日もお猫様が姿を見せてくれた。
旧イギリス領事館から歩くこと15分…
やってきました、20巻 第198話で音之進の三輪車が見つかったロシア領事館。
なにせこの坂の上に建っているので、実物を見ても作画がバグっているように見える。
転げ落ちそうな坂だ。
ここから三輪車に乗った鯉パパが現れ、
鶴見中尉が飛び乗り、この坂を下っていったわけだ。
現在は中に入れない旧ロシア領事館だが、どうやら名古屋の企業に売却が決まり、レストランやホテルとして経営していくようだ。是非とも宿泊してみたいものだ。
市電で大町→函館駅前へ移動。
駅前商業施設の広場に誠の提灯があったので、永倉おじいちゃんをパシャリ。
シャッターボタンの枠を考えていなかったせいでバランスの悪い写真になってしまったが、残念ながら現地でこれしか撮っていなかった。
函館駅前からバスに乗り…
友人の思い出の地を訪れる。ノスタルジー…。
午前中から歩きまわってお腹が空いてきたところで、この日のランチは函館といえばのラッキーピエロ。
ご当地ハンバーガーとして有名だが、個人的には修学旅行のときに時間がなく完食できなかったオムライスが思い出深い。
かなり混み合うイメージだったが、住宅街の片隅にある店舗とあってガラ空きだった。テイクアウト客が多いようだ。
函館市グルメクーポンを使うため、1000円以上注文しなければと考えると、意外と難しいくらいにはリーズナブル。今回は1番人気のチャイニーズチキンバーガー+ラキポテ+ウーロン茶のセットにソフトクリームをつけた。
ソフトクリームはコーヒーゼリーとブルーベリーレアチーズを注文。ラキポテはチーズがかかったフライドポテトで、これがなかなか美味しい。
ラッキーピエロの代名詞、チャイニーズチキンバーガー。
なかなかのボリューム感。唐揚げうまい。
これを食べずして函館を語れない!が、次行ったときはオムライスをリベンジしたい。
このあとバスの時間をミスって、バス停でしばらく足止めを食らったのだった…。
はてさて函館といえば、このタワーから見えるあの場所。
このブログをまとめている間に、真の聖地となってしまったあの場所だ。
五稜郭!タワーから見るのははじめてかもしれない。
ここでこの人を撮りたかったのだ。
土方歳像。
新選組ミックスソフトもあるよ。
エレベーターの中に浮かぶ誠の字。
駆け足で箱館奉行所も外観だけ見てきた。今度は桜の時期にゆっくり散策したいものだ…。
さて、バスで駅前、市電で十字街へと移動し、金森赤レンガ倉庫をちらっと見学。
通りがかった洋菓子店でいちごソフトを買い食い。大変いちごで美味しかった。
なぜこんなに駆け足で回っているかというと…
前日に訪れ、すっかり魅了されてしまった「ティーショップ夕日」さんをリベンジするためなのであった。
が、前日は平日だったのに対し、この日は土曜日…17時半を過ぎた頃に訪れると、窓側の席は全て埋まっていた。
中のテーブル席で待たせてもらい、空いたら窓側に移動させてもらうことに。
雲間から一瞬覗いた夕日の輝き。
窓側席に移動できた頃には、分厚い雲の向こうに隠れてしまった。
冷煎茶をリピート。
日没後の空気もまた良い。
また機会があったら今度こそ窓辺で夕日を眺めたい。
路上のお猫様たちと戯れつつ、またも夕食の時間に追われて帰り道を急ぐ。
連泊だから1日目だけかと思いきや、まさかのこの日も蟹が出た。
3日目
最終日の朝食バイキング。これは何泊しても飽きない。
朝食後、荷造りをして近場に散策に出かけた。
湯倉神社。撫でると縁起のいい兎さんがいる。
この兎さんの形をしたおみくじもあったので引いてみた。(何が出たかは忘れた)
兎は置物として作業机の上に置いているが、宇佐美時重に見えなくもない。ホクロを走らせたくなる。
やきだんご銀月。その名の通りおだんご屋さん。
お土産に買って帰った。
戻ってみると、庭園が解放されていた。風鈴の音が涼しげでよい。
チェックアウトを済ませ、バスに乗り込む。
啄木亭、リーズナブルながらいい宿だった。
さらば函館。
ところで野口観光の送迎バスのよいところ。
帰りも色々立ち寄ってくれるよ!
七飯町の道の駅なないろ・ないえ。
街燈に突き刺さるジャガイモが有名(?)
長万部でかなやのかにめし。
復路は昼食をとる時間もある。せっかくなので、店内でいただくことに。
店内ではみそ汁と漬物もつく。かにめしもあたたかくておいしい。
往路とは別の道筋を行き、羊蹄山が見えてくる。
最後の立ち寄りは道の駅230ルスツ。
この日は晴れてバスからの景色も楽しめた。
札幌駅に着いたのは16時頃。
送迎バスでの移動は時間はかかるが、道中の立ち寄りを楽しめるのがありがたい。
道の駅なんかは車がないとなかなか難しいからね。
この函館パートをまとめている最中に本誌で再登場となった函館。
再訪の日は近い!?
空知エリア(江渡貝弥作、二階堂浩平)
旅程:9月6日(日)
スポット:夕張市石炭博物館
移動手段:車(友人の運転)
盆を過ぎれば秋…と言われる北海道だが、この日はまるで夏休み最後の日を思わせる気温の高さだった。
この日、夕張に向かったのはスタンプラリーのためもあったが、本当の目的は別にあった。
公共交通機関ではどうしてもたどり着けないその場所に行くために、旅の師匠でもある友人を唆し頼り、友人の運転で夕張へと向かったのだった。
2年ぶりの石炭博物館。開館前に着いてしまった。
開館時間まであたりを散策する。相変わらずの廃墟っぷり。
バ~リバリ↑ゆ~ばり↑(道民ならわかると思う)
なんだかしゃべりだしそうな機械が。
早速展示を見ていく。はじめて来た時「JOJO展みたい」と思った入口。
今は見る影もない夕張の全盛期。
破産した夕張リゾートはどうなるのだろう。
石炭博物館といえば、前回は2018年の秋にスタンプラリー目的で訪れているが、その後2019年の春に模擬坑道で火災が発生した。
半年前に訪れた場所、しかもリニューアルオープンして間もない火災とあってショックを受けながらニュースを見ていた。漫画で読んだ出来事が今まさに再現されている。
模擬坑道は現在閉鎖されている。
この時も、果たしてどこまで行けるのかと思っていたが、どうやら地下へ行くテンション爆上げエレベーターの先には進めるらしい。
この人、以前は模擬坑道の入口にいた。
移動されてきたらしい。無事でよかった。
エレベーターで降りた先は地下展示室。
皆さんお元気そうで何より。
高速回転するドラムカッターも健在だ。
ガイドさんが各機材について解説してくれた。
展示はここまで。右側に出口ができていた。
以前はこの階段を下り、
模擬坑道の中を歩けた。
機材もそのままに展示され、なかなか見ごたえがあった記憶。
以前尾形を撮った模擬坑道の出口も
今は柵の向こうに遠く見えるだけ…。
先日、この模擬坑道が2023年度中にも再開される方針であることが発表された。
その時は是非また訪れ、今度こそ余すことなく写真に収めたいものだ。
さて、博物館を後にし、昼食を…と思ったが近くに飲食店が見つからない。
目についたこちらの商店。
ここでちょっと贅沢なデザートをいただくことに。
たしか「究極のメロンソフト」とかいう名前がついていたはず。大変美味であった。
お腹を(水分で)満たし、本日のメインイベント会場へと車を走らせる。
「沈んだ街あるき」。
かつて賑わった炭鉱の街。今はダム湖の底に沈む街。8月~9月の時期に湖の水位が下がり、沈んだ街が姿を現す。
この年初めて、ダムに沈んだ街を歩く催しが開催された。
我々はこのイベントに参加すべく、車でやってくる必要があったのだ。
「どうせ我々のようなマニアが数十人押し寄せるくらいだろう」と高をくくっていたらとんでもない!
思いがけない大渋滞が我々を待ち受けていた。
ここで先ほどのメロンの水分が効いてくる。
耐えがたい…尿意が…!
ということで、先に徒歩で会場へ向かった。(友人本当にありがとう)
仮設トイレがあってよかった。
受付のテントで地図をもらって車に戻った。
約1時間後にようやく奥の駐車場にたどり着いた。
車をとめて降りると、干上がった土手と橋が見えた。
水色の湖面に、白く枯れた木々。これはまるで、美瑛の青い池。
ここは夕張の青い池だ。
マニアしかいない…などと言ったが、家族連れが多い印象だった。かつてこの街に住んでいた住民だろうか。
生活の痕跡も残されている。
場所を移して旧千年町の方へ。キリ助。
建物が残っているのかと思ったが、すべて解体されているようで原野となっていた。
このイベントにあわせて、在りし日の写真が立てられている。
辛うじて残っている土台。
在りし日の幻影を重ねながら道をゆく。
行きつく先は水の中。
かつてここに住んでいた人たちは、どんな思いで歩いていたのだろうか。
帰りの車の中から、水面からちょこんと覗いた橋を撮影した。
古のインターネットで廃墟写真を見漁っていた頃、同じようにダム湖に沈んだ村の話が気になって調べていたものだが、今となっては何という村だったかも忘れてしまった。
沈んだ街をあるきながら「ノスタルジー」という言葉を軽率に使っていたが、当時を知らない自分に何がわかるだろう。何もわからず連れてこられ、水面を覗き込む小さな子供と同じだ。
彼らの祖父母が何を思うのか。それは、在りし日をここで過ごした人間にしかわからないのだろう。
古のホームページ(と思ったら現役だった)から発掘した在りし日の姿はこちら。
帰りに8巻 第70話登場の千鳥ヶ滝に寄ってもらった。
橋を下りたところが本当の撮影スポットらしいが、残念ながらロープか何かで入れないようになっていた。
シーズンだと近くの売店でクッチ(サルナシの実)が売られているらしいが、まだ早いのか、この日は閉まっていた。
社会人に夏休みなどないし、北海道の夏休みはお盆過ぎには終わっているが、まさに夏休み最後の日を思わせる、少し寂しさの残る夕張での1日だった。
十勝エリア(谷垣源次郎、二瓶鉄造)
旅程:9月19日(土)
スポット:帯広百年記念館 アイヌ民族文化情報センター「リウカ」
移動手段:JR、レンタサイクル
2020年は9月19日~22日が4連休になっていた。
ここぞとばかりに現れた「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」通称ラブパス12,000円を、ここで使わない手はない。
というわけで、この4連休に有休を2日繋げて6連休を獲得し、最強のきっぷを手に3エリア獲得+αの旅に出かけたのだった。
1日目
特急おおぞら1号に乗って、やってきたよ帯広。
今回帯広での足はレンタサイクルを選んだ。半日もいられないため効率よく目的地を回るためだ。
1時間300円で、4時間利用で1200円だった。
早速、帯広のスタンプラリースポットへ向かう。
駅から2km、ちょいちょいグーグルマップを確認しつつ進んだが、気づけば目的地を通り過ぎており、余計な時間を食ってしまう。
迷子になりつつ、なんとかたどり着いた帯広百年記念館。緑ヶ丘公園の中にあった。
380円で常設展示が見られる。こちらはアイヌ関連の展示コーナー。
アマッポが展示されていた。
アマッポといえば源次郎。というわけで、早速ゲットしたARで一枚。
他にも色々。セイピラッカもあった。(写真がボケていたので割愛)
アイヌ民族文化情報センター「リウカ」は展示室から出たあとに見つけた。(どこなんだろうと探していた)
中には資料がいっぱい!
食に関する展示も面白い。時間があれば資料を広げてじっくり読みふけりたいところだったが、次の目的地へ…。
公園で見かけたエゾリス。
公園の中を走り抜け、次の目的地は…
おびひろ動物園。百年記念館から750mほどで、こちらも公園の中にある。
入園料は420円。
うわさのモフい奴らに会いに来た。
白石が頭を齧られたエゾタヌキである。
云十年北海道に住んでいるが、野生の(生きてる)えぞたぬには当時出会ったことがなかった。(死体には2度ほど…)(その後釧路で子えぞたぬに出会った)
この寸胴なフォルムがたまらない。
檻越しなので写真が難しい…。ぜひとも野生で出会いたいものだ。
さて、駆け足に次の目的地。
ここからは別作品の聖地巡礼になる。
そう、帯広は3大道民が読むべき漫画の一作、『銀の匙』の聖地なのだ!(残り2作の片方は言わずもがな、もう片方はご自由に)
ゴールデンカムイと同じ舞台めぐりアプリでARも配信されている。
早速1巻に登場の帯広競馬場前で八軒くんを一枚。
駒場とタマコ。一箇所でたくさんのキャラを撮れるのはありがたい。
通常は入場料100円がかかるが、この日は無料だった。
馬の資料館の前には銀の匙の看板が。
資料館の中は、農耕馬の道具や、北海道競馬の歴史についても展示されていた。
マスコットの着ぐるみ
お土産屋さん
アーチをくぐった瞬間から…
夢いっぱい♡
タマコがご飯を食べていた売店も。
スタンドから外に出る。競馬場に来るのははじめてだ。
馬はいないが、漫画に出てきたままの光景にわくわくする。
これが障害。障害の手前で馬が立ち止まり力をためるのは銀匙で履修した。
確定版と、ゲート。
御影ちゃんで一枚。
今度行くときは競馬を見たい。(そして勝ちたい)
おっと、中島先生もいた。
続いて7巻に登場、八軒くんと御影ちゃんのデートスポット、大蝦夷神社こと帯廣神社。
「静かで良い雰囲気…」
が、見慣れた面々がいたというシーン。
馬型の絵馬。
「本当に馬の形だー!」
「輓馬の体型ってのがまた地元臭漂う…」
絵馬はお土産に持って帰ってもいいそう。せっかくなら買っておけばよかった。
地元民おすすめのチーズおやきと、インデアンカレーをテイクアウトし、
特急おおぞら5号に乗車。車内でカレーを食べるという罪深い行為。(時間がなかったんだ許してくれ)
釧路駅に着いてすぐ、釧網線に乗り換える。
この日は天気がよく、「これは勝てる…勝てるぞ…!」とワクワクしながら流れる景色を眺めていると…
釧路湿原駅手前にして列車が鹿と衝突した。
約15分、足止めを食うことになる。
駅に着いたのは16時40分頃。
急いで階段を登り細岡展望台へ向かうと、既に人だかりが。
これが、細岡展望台名物、釧路湿原に沈む夕日だー!!
絶景…沈まぬ太陽のEDみたい…。(今ドラマ版を見てる途中)
エ…エモい…!
こっちの源次郎も。
夕日が雲に隠れたあとも、列車の時間ギリギリまで写真を撮り続けた。
この日はそのまま摩周方面へ向かう列車に乗り、塘路駅で下車することになるのだが…なんと、この列車も鹿に衝突した。
しかも停車した場所は電波がなく、送迎を頼んでいた宿に連絡がとれない事態に。
このときは思ったよりも復旧が早く事なきを得たが、道東旅にはありがちなハプニングだ。
改めて余裕を持った旅程を組むべきだと実感した。(それにしても1日に2度ぶつかるとは)
この日お世話になった宿はロッジシラルトロさん。
その名の通り、シラルトロ湖の近くにあり、温泉もあってお安くカヌーもできる素敵な宿だ。
夕食をつけれる時間は過ぎていたので、この日の夕食はお昼に帯広で買って食べきれなかったチーズおやきと、
家から持ち込みのカップ麺、宿のHP予約特典でもらったサッポロクラシックで一杯。
ところで、帯広エリアのARには二瓶もいたはずだが…?
ええ、例のごとく撮り忘れていました。
というわけで、後日北大苫小牧研究林で撮影した二瓶を置いておく。(野田先生の『スピナマラダ!』読んでない人はぜひ読んでね)
釧路エリア(尾形百之助、姉畑支遁)
旅程:9月20日(日)~9月22日(火) ※20日に獲得
スポット:釧路市立博物館
移動手段:JR、バス
2日目
さて、前日に釧路入りし、標茶へと移動していたわけだが…
この日は5時から早朝カヌー!
ロッジシラルトロさんのカヌーは連結されていて転覆の心配なく撮影を楽しめる。
朝靄の中のカヌーもなかなか幻想的だ。
湖面に浮いている草は菱。
一年前、遠くに見えたペカンペっぽいものはペカンペで間違いなかったのだ。
ガイドさんが菱の実について解説してくれた。黒いのは去年のもので、カチカチに固くなっている。緑のは今年ので、そのまま食べると梨のような味がして、茹でると栗のような味になるという。
ガイドさんがとってくれたものを食べてみた。本当に梨のような味がした。
ようやく日の出が……雲に隠れていたらしく、既に昇っていたようだ。
ここはアシㇼパさんで一枚。
日の出を拝んだところで、いざ川下り!
アレキナイ川は流れが穏やかで、川面に空や木陰が映って綺麗だ。
釧路川本流に合流すると、流れが速くなり、水温も低くなる。
早朝カヌーは野鳥や野生動物に出会えるのも醍醐味だ。
ボケボケの写真しか撮れなかったが、カワセミとタンチョウ。
このタンチョウ、すぐ近くにいたエゾシカに向かって歩いていき、ツーショットのチャンスだった。(動画で撮れた)
右岸は特別保護区となっており、上陸することは禁じられている。
手つかずの自然を間近で見ることができるのも、カヌーの特権だ。
左岸に釧網線が通っている。
ここが列車から見える蛇行した釧路川だ。
ゆっくりと穏やかに下っているように思えても、着実にゴールは近づいてきて…
細岡カヌーポートが見えてきた。
2時間のカヌーは長いようであっという間だった。
他のカヌーも次々と帰ってくる。
カヌーポートから車でロッジに帰る。夜着いたときは何も見えなかったが、木々に囲まれた一軒家と、外には小さなログハウスもあった。
休憩室の窓からは野鳥が観察できる。
シラルトロ湖も見えた。
朝食はお部屋でいただくスタイル。美味しかった。(が、結構なボリューム)
塘路駅まで送ってもらい、釧路へ戻る。
釧路駅に着いてまず、この日の宿に荷物を預けに行く。
とある理由があって、今回は駅から徒歩6分のホテルエリアワン釧路さんを選んだ。
釧路エリアのARを獲得!
今回姉畑先生が入っているのが大変嬉しかったりする。
事前に釧路湿原についての本を読んできたのもあり、釧路湿原関連の展示に興味をそそられたり、それでもやっぱりサインとかパネルとかで浮かれたり。
今回は滞在時間1時間しかとれなかったので、駆け足に撮影。
バスで釧路駅に戻ったのが12時頃。
ランチに有名な和商市場へ向かったが…
なかなか賑わっているのと、それほどお腹も空いていなかったので雰囲気を味わうだけで退散…。
結局ランチは10秒飯で済ませた。
13時半頃再びバスに乗り、今度は鶴居方面へ向かった。
目的地はここ。
以前湿原展望台からのダンジョンをくぐり抜けたどり着いた温根内ビジターセンターだ。
バス停までの階段も開通していた。
階段を下り、ビジターセンターへ到着。
ビジターセンターで情報を仕入れ、いざ木道へ。
今回はビジターセンターから伸びる木道が工事中だったため、鶴居軌道跡を歩いて一番長い木道からスタートすることにした。
途中で姉畑先生を見かけた。
木道の入り口。その先には…
黄金色の湿原が広がっていた。
「ヨシスゲ湿原でつかまえて」
遠くにつがいのタンチョウが見えた。
のんびりと湿原の中を歩く贅沢な時間だった。
17時過ぎにホテルに戻り、チェックイン早々、こんな時間からレンタサイクルを借りる。
そう、このホテルには無料レンタサイクルの貸し出しがあるのだ。
夕食ともう一つの目的があり、イオン釧路店方面へと向かった。(あとから知ったことだが、イオン釧路店は釧路市ではなく釧路町にある)
この日の夕飯は釧之助本店でお刺身定食。
でっかい水槽があった。
釧之助本店はイオン釧路店のすぐ近くにあったので、ついでに入ったに過ぎない。
本当の目的は、イオン釧路店にあった。
そう、これ。
このDVD同梱版23巻をアニメイトで購入するためだけに、片道4km自転車を走らせてきたのだ。
アニメイトならあると信じていたよ!
実はこの旅、釧路編DVDを聖地で見るという趣旨のもと企画した旅であった。
当初の予定では、セブンネットショッピングで注文したDVD同梱版23巻を釧路駅のセブンイレブンで受け取る予定だったが、なんと北海道の発売日に届かなかったのだ。(北海道での書籍発売は基本的に本州から2日遅れ)
DVDプレイヤーの貸し出しをしているホテルまで押さえて、釧路までやってきたというのに、この仕打ち…。
諦めきれず、なんとか釧路編DVDを手に入れられないかと模索したところ、近く(といっても片道4km)にアニメイトがあるではないか!
姉畑先生ばりの執念で手に入れた、DVD同梱版23巻…。
いざ、
鑑賞会。
感想はもう、すごかったとしか言えなかった。
よくぞ…よくぞアニメ化してくれた…。
その日は寝る支度をしながらも支遁動物記を流し続けた。
3日目
この日も朝からアクティビティが控えていた。
まずはホテルの朝食で腹ごしらえ。
ガイドさんにホテルまで迎えに来てもらい、憧れのあの地を目指し…
キラコタン岬トレッキングへ出発!
スタート地点には東屋とトイレがある。
ここから往復3時間歩くので、ここで確実にトイレは済ませておいたほうがいい。
長靴はガイドさんに借りられる。虫除けスプレーもかけてもらった。
マダニに刺されたら大変だからね…。
ガイドさんはもちろん熊よけスプレーなんかも装備している。
ガイドさんに続いていざゆかん!
しばらく人工林の間を進むと、開けた土地に出る。
このあたりはまだ人の手が加わっているところだ。
トリカブトの花。ガイドさんがいろんな植物を紹介してくれる。
ここからは許可なしには立ち入れない場所だ。
一般人はガイドさんつきのアクティビティツアーに参加することで、立ち入ることができる。
今回は道民割をつかって7000円でアクティビティを申し込んだ。
外来植物を持ち込まないため、マットで靴の裏についた土(種子)を落としてから先へ進む。
苔ときのこが生えた切り株。
植物の名前も色々教えてもらえるが、ポンコツ頭にはなかなか記録されず…。
「ヨシ・スゲ湿原とは言うが、どれがヨシでどれがスゲかわからない」と尋ねて教えてもらった。奥にある背の高いのがヨシで、手前に生えている背が低く盛り上がっているのがスゲだそう。
スゲの根がどんどん盛り上がってヤチボウズになるんだね。
木々と笹薮の中をしばらく進むと、また開けた土地に出た。
ここの草は、エゾシカが食べてしまうんだそう。
川だ!川が近いぞ!
ここはキラコタン岬の一端だそう。
すぐそこに、彼らが駆け回った湿原があることに感動した。
ダメ元で川の方まで近づけないかガイドさんに聞いてみた。
ガイドさん「じゃあちょっと降りてみようか」
やった!!!
足元は思ったよりもぬかるまない。川の近くは土砂が堆積しているためらしい。
ヨシは背が高く、視界を遮るくらいだ。
茶色っぽく見えるが、養分?かなにかが溶け出しているのであって、きれいな川だ。
やはりここは姉畑先生で一枚。
そしてそこから山を登っていくと…
着いた!有名なキラコタン岬から湿原を望むこの場所に!
12巻 第111話の景観はここ…と聞いて来たのだが、どうだろうか。
少し違う?まあ、湿原は変化するものだから…。
木が伸びたのか、以前より全体が見づらいのかもしれない。
写真では伝わらないかもしれないが、ここに立ったときの感動といったらなかった。
さらに登っていくと、もうひとつの絶景スポットが!
こちらの方が川の面白い形がよく見える。
よーく、よーーーく見てみると…エゾシカがいた!
ガイドさんはアイヌ文化にも詳しくて、植物のアイヌ語名なんかも教えてくれた。(メモしておけばよかったの聞くだけ聞いて忘れてしまったが…)
アイヌは樹木も神様だと考えるから、木は座っていると表現するのだと教えてくれた。
まるでアシㇼパさんと山を歩いているようだ。
植物や動物、人間、全部つながっているのだから、ある生き物が絶滅すれば、必ず人間にも返ってくると…そんな話もしてくれた。
まさに人生観が変わる経験だった。
最後に釧路まで来た理由を打ち明けると、ガイドさんもゴールデンカムイの読者だった。アイヌの考え方を知る入り口としてちょうどいいとおっしゃっていた。
帰りに見かけたタンチョウ親子。
じっとこちを見つめるエゾシカ。
姉畑先生ではないが、「すべてが愛おしい……!!」という気持ちになる。(もちろんそういう意味ではなくて)
冬の早朝にタンチョウが集うことで有名な音羽橋にも寄ってもらった。
遠くに小さく独り身のタンチョウが見えた。
さて、素敵な体験をして戻ってきたところで、まだ次の移動まで時間があった。
チェックアウト後もレンタサイクルを貸してもらえるということで、ひとっ走り釧路の町へと繰り出してきた。
幣舞橋を渡って~
米町ふるさと館。
残念ながら定休日で中には入れなかったが、明治33年に建てられた釧路に現存する最古の木造民家だ。
続いて厳島神社にお参り。
お手水には釧路らしくツルがいた。
9月限定の御朱印をいただいた。
御朱印を書いていただいている間に、お隣にある灯台の形の展望台へ登ってみた。
港町の景色が広がる。
そこそこ時間が経ってしまったので自転車激こぎしてホテルに戻った。
16時12分発の列車に乗り込む。
向かった先は…
東の最果ての街、根室!
花咲線から見える夕暮れの湿原は最高だったが、動画しか撮っていなかったため省略。
それにしても暗い…。
駅前なのに、とても暗い…。これが北海道の田舎である。
夜道をてくてく歩くこと5分、本日の宿が見えてきた。
和室のお部屋で、テレビや冷蔵庫もある。外には大浴場とシャワーもあった。
夕飯。昼食はまともに食べていなかったので、とても美味しかった。
4日目
朝食。
早々に宿をチェックアウトして、駅へと向かう。
往復バス券(1970円)を購入、バスに乗り込み、向かった先は…
最東端の岬、納沙布岬!
バス停から海に向かう道をまっすぐ進む。
納沙布岬の看板。(この地はあちこちに北方領土に関する主張が見られる)
最果て…。
エトピリカは見られなかった。
石碑や、有名なオブジェがあった。
北方館。北方領土についての展示が無料で見られる。
エトピリカのエリカちゃん。どことなく昭和の雰囲気が漂う館内。
北方館とは別に北方領土資料館というのもあり、
最東端到達証明書を発行してもらった。
50分の滞在で、駅に戻る。
このあと駅隣りの観光協会でレンタサイクルを借りるつもりだったが…なんと全て貸出中!
宿泊した宿もレンタサイクルもやっていたので、宿に戻りレンタサイクルを借りることとなった。
最果てを感じる景色を堪能しながら自転車を走らせる。
最初にやってきたのはここ、歴史と自然の資料館。
16巻 第160話でキロランケたちが橇で駆け抜けた樺太の国境、その国境標石の2号がこの資料館にあると聞き、以前から訪れてみたかったのだ。しかし…
この日は祝日!なんとこの資料館、祝日が休館日なのだ!
ワンチャンやってないかな~などと考えていたが、休館日は休館日だ。
泣く泣く資料館を後にする。
そう、根室にはまだ、聖地があるではないか!
最果ての崖っぷち、岩礁へと続く階段。
そしてこの見事な扇形の奇岩!
16巻 第153、154話登場の根室車石だ!
ここは土方で一枚。
車石だけが見どころなのかと思っていたが、ここら一体の岩礁がとにかくビッグスケールで、岩を打つ波飛沫がまたド迫力だった。
次スタンプラリーがあるならば、是非根室もスポットに加えてほしい。
これが昼間の根室駅。
レンタサイクルを返し、お土産を買って、13時半頃の釧路行きへ乗った。
窓を開けて景色を楽しみながらの列車旅。
釧路駅に到着しようやく到着したDVD同梱版23巻を受け取り、帰路につく。
釧路駅のパン屋で売っていた釧路パン。
抹茶の生地に黒豆が入ってなかなか美味しい。
この日は自宅泊で明日に備えた。
稚内エリア(月島軍曹、リュウ)
旅程:9月23日(水)~9月24日(木)
スポット:稚内市北方記念館、稚内市樺太記念館
移動手段:JR、バス
5日目
さてさて、札幌から特急で5時間…はるばる来たぜ
稚内~~~!!
今回のスタンプラリー発表で最も衝撃を受けたエリア、稚内。
最北の地に、ついにやってきてしまった。
これも6日間周遊きっぷがあればこそ。
早速街へと繰り出す。うーん、なかなかの寂れ具合…まあ平日だし…?
そんなことを考えながら歩いていると…
おや?
おやおや?
なんだこりゃー!悠々と街中の道路を横断するシカ!
まるで奈良のシカ気取りじゃないか!
さっそく稚内の洗礼を受けた。
向かったのは北門神社。
お参りをして、短歌の道へ入る。ここから稚内公園だ。
ひたすら階段を登っていくと…
石碑などが建つ広場に出た。「氷雪の門」は樺太で亡くなった人たちの霊を慰めるために建てられたんだそう。
他にも、終戦時樺太で自ら命を絶った電話交換手の女性たちの霊を慰める「九人の乙女の碑」や、タロ・ジロで有名な南極観測樺太犬訓練記念碑があった。
そこから更に1km登ってたどり着いたのが…
開基百年記念塔だ!この中に稚内エリアのスポットの1つ北方記念館がある。
グーグルマップで調べると、かなーり遠回りな道を提案されるが、徒歩の場合北門神社から短歌の道を通ると近道になるというわけだ。
さっそく北方記念館へ。間宮林蔵像に迎えられる。
やはり樺太関係の展示が多い。国境標石について。
拝むことができなかった第二号…。
アイヌ語地名についての展示も面白い。
樺太の絵葉書もたくさん展示されていた。
国境標石第四号のレプリカ。
展示室を出て展望室へ。エレベーター前にレタㇻが。
エレベーターを出ると、港町が広がる絶景が!
お?あの水平線の上にうっすら見える影は?
あれがサハリンではないか!?
樺太と軍曹。
港町バックにリュウを撮って、開基百年記念塔を後にする。
帰りに北門神社で日本最北の御朱印をいただいてきた。
駅に戻り、宗谷の塩ソフトクリームで腹ごしらえ。
バスに乗ってやってきましたるは…
ノシャップ岬!納沙布岬に続いてノシャップ岬!
ノシャップ岬は夕日の名所。平日にも関わらず、夕日見物の人たちがチラホラ。
しかし、風が強く寒い…。
夕日と軍曹。
あと少しで沈むぞ~
というところで、バスの時間が迫りあえなく退散。
バスの中から赤い夕日を拝む。
後から気づいたが、「ノシャップ岬寒い」のツイートにリプライが来ていた。
プロフを見ると、隣でヤドンのぬいを撮っていた方のようだった。
熊好きというニッチさに興味を持ち、フォローさせていただいて以来、今日まで相互フォローの関係にある。
現地で言葉を交わさなかったものの、旅先での出会いというのは面白いものだ。
この日のお宿。和風ペンション富士門さん。
正面に利尻富士が見える、立地最高のペンションだ。中に入ると元気なわんこが出迎えてくれた。
お部屋は広い和室。洗面台とトイレがついているのがありがたい。
夕食は豪華!稚内名物たこしゃぶもあるよ!
ご飯は普段は何も載っていないのだけど、もう今季終了だからと海鮮丼にしてくれたそう!
食後は近くの温泉まで女将さんが車で送り迎えしてくれて、湯冷めせずにすんだ。
女将さん優しい…ありがたや…。
6日目
翌朝、カーテンを開けると…
エゾシカがご飯を食べていた。
こちらが我々の朝食。おかずいっぱいで美味しかった。
食堂からはオス鹿が見えた。
名残惜しくも出発。バスの時間まで少しあったので、最果ての景色を満喫。
バスは前夜に訪れた温泉から出ている。
駅に戻り、バス乗ってこの日の目的地へ向かう。
なんだか天気が悪くなってきた。
宗谷岬についた。
お土産屋さんや食事処もあるが、営業しているのだろうか…。(青い建物は営業していた)
日本最北端の地にたどり着いた。
本当の最果て…。
この先に樺太が…。
さて、ここからがこの日のメインだ。
宗谷丘陵フットパス、全行程11kmを歩ききる!
トイレを借りるために宗谷岬展望台に寄った。最北端証明書を発行しているようだったが、営業時間外?のためかゲットできず。
いざゆかん。
旧海軍望楼。
この道の先に(by NIP●O)。奥にある風車のような建物は食事処。
ところどころに看板があるのがありがたい。
風の強い稚内。宗谷丘陵は明治時代に起こった山火事で森が焼け、木がなくなり、このような地形がよく分かる丘陵になったんだそう。
その跡地が牧場として利用されている。
絶景だ。
この絶景を眺めながら、尿意と戦っていた。
出発前にトイレに寄っていたのだが、タイミングが悪かったか。
風車軍を通り過ぎ、
絶景を見下ろしながら進むと…
ついにうわさの白い道が!
登るほどに広がる景色。
白い道の正体はホタテの貝殻。
海が見えてきた!
白い道は車でも走れるが、車で走りすぎてしまうにはあまりにもったいない。
下りに入るとフットパスの終りが近づいてくる。
寂しい気持ちと、ホッとした気持ち(膀胱の限界的に)が同時に押し寄せる。
道は舗装路に戻り、民家も見えてくる。
11kmという距離だったが、景色を楽しんでいるうちにあっという間に過ぎてしまった。
ゴール!と思ったらトイレはまだ100m先だ!
公園と神社の近くに公衆トイレがあった。
宗谷のバス停についた。
バスは見ての通りの本数なので、時間内にたどり着けるか不安でならなかったが、写真を撮りながらゆっくり歩いても3時間程度でクリアできたようだ。
待合室で食べた非常食の大福は染みた。(セコマの大福おいしいよ)
バスで駅まで戻って時間があったら…と思っていた稚内市樺太記念館が途中にあったので慌てて下車した。
立派な建物だと思ったら、中はテナントがら空き…。
樺太記念館は2階にあった。
『めしあげ!!』を読んでいたので、このあたりは胸熱。
国境標石のお土産。実際に売られていたらしいが、これは欲しい。
係の人にゴールデンカムイのオタクであると悟られ、館内を案内してもらう。
15巻 第148話に登場した狐の飼育場の絵葉書があるのを教えてもらった!
6日間周遊パスの席指定は4回まで。
帰りは自由席で帰るため、早めに駅に戻りお土産を買って並んだ。
帰りの列車はやはり鹿と衝突した。
旭川エリア(鶴見中尉、宇佐美上等兵)
旅程:10月24日(土)
スポット:北鎮記念館
移動手段:高速バス、レンタサイクル
神居古潭の紅葉が見たい!
2018年に訪れたときは、紅葉には少し早かった。
dnsksik.hatenablog.comということで今回はリベンジだ。
フォロワーさんが自前の折りたたみ自転車でサイクリングロードを通って神居古潭まで行ってきたツイートを目にして、今回はレンタサイクルを借りてみた。
駅の観光物産情報センターで1日1500円で借りられる。
街中はスマホで道を確認しながら恐る恐る進んでいたが、サイクリングロードに入ると景色を楽しむ余裕も出てくる。
川沿いの道が気持ちよかった。
サイクリングロードは一部不通になっているらしいが、果たして無事たどり着けるのか。(トンネルに迷い込んだら死)
それにしても他のサイクリストとすれ違わない…熊が出そうで怖い。
自転車を走らせること約1時間30分、神居古潭に到着!
2018年に来たときよりは紅葉している気がする。
橋をぶった斬ろうと待ち構えている土方。
10巻 第93話、流される白石をキロちゃんが木皮舟で追いかけるところ。
階段を登って駅舎まで。
本来こここまでサイクリングロードで来られるのだが、落石事故で通行止めになっている。
ここを走れたら最高だろう。復活の日は来るのだろうか。
トンネルを見物して戻る途中で、心霊系の撮影を市に来たらしいYouTuberとすれ違った。
そう、神居古潭は有名な心霊スポット…。
お次は川村カ子トアイヌ記念館。実は今回初訪問。
何故かメインではない?展示室の方から先に足を踏み入れてしまった。
ステージのようなスペースがある。その横に…あ!
10巻 第59話登場、うわさのビッグサイズストゥが!!
「あんたの…デカイな…」「お前のも立派だぜ…」
メインの展示室にはインカㇻマッっぽい衣装が。(全く同じではない)
背中も綺麗。
道具の他に、写真も多く展示されていて興味深い。
イオマンテの様子。
子グとのツーショットも!
この方が川村カ子トさん。
国鉄の測量技手だったそう。
外にはチセもあった。
さて、自転車ということで自分の体力を過信して、公共交通機関だと難しいところも回ってみよう。
6巻 第50話登場の旧旭川偕行社を通り過ぎ…
第七師団関連ということで、旧第七師団覆馬場にも立ち寄った。
今はバス会社の整備工場として使われている。
16時過ぎ、ようやくスタンプラリーのスポットである北鎮記念館にたどり着いた。
営業時間17時までのため滑り込みだ。
息を落ち着けるため、野田先生と軍曹の声優さんのサインを撮る。
北鎮記念館には数回訪れているため、飛ばし飛ばしに館内を回った。
8巻 第76話で谷垣が語った、手投げ弾を身体に括りつけて塹壕に飛びこんでくるロシア兵の話。
以前は写真の隅に写り込んでいただけだったので、改めて撮影。
茨城出身上等兵の軍隊手帳。
以前までガラスケースの中に入っていた軍服が、ファン感謝祭以降か外に展示されるようになっていた。これはありがたい。
宇佐美と鶴見中尉をここで。
外も随分薄暗くなってきたところで、全力でチャリを走らせ駅に戻る。
ちょっと遅くなってしまったので、謝りつつ自転車を返却。
さて、帰りますか。
……とはならず。
実は最後にもう一箇所、行くべき場所があった。
せっかく戻ってきたにも関わらず、再び春光方面行きのバスに乗り込む。
そしてやってきたのが…
ここ、「餃子酒場やをら」さん。
以前、北鎮記念館でガイドをお願いしたときに教えてもらった、旧第七師団将校官舎をリノベーションしたお店。
この記事を書きながら調べていると、どうやら現在は休業中のよう。
座敷の部屋からは庭園が見える。細い廊下も当時のままなのだろうか。
旧第七師団関連で現存している建物は貴重だ。
1名だったのでカウンター席。
揚餃子をいただいた。パリパリで美味しい。
早めに店を出てバス停に向かったのだが、なんと予定していたバスが時刻表にない!
少し早い時間のバスがあったため事なきを得たが、早めに店を出ていなかったら、タクシーを使う羽目になったかもしれない…。
そんなこんなで、夜まで旭川を満喫した一日であった。
札幌1エリア(杉元佐一&子熊、辺見和雄)
旅程:1月17日(日)
スポット:北海道開拓の村
移動手段:JR、バス
またこんな寒い時期に来てしまったよ、開拓の村。
でっかい雪だるまがいたので記念撮影。
前回来たときから随分経っていたので、この日は新しく出てきた建物をメインに回った。
24巻 第240話に登場の札幌停車場。
土方組が変装して情報収集をしていた。
23巻 第222話に登場の土方組アジト外観は旧有島家住宅。
同じく第222話、内観は旧福士家住宅。
おっさんずとがダラダラしていた部屋と、野良尾形が寝転がって蹴ってた火鉢など。
23巻 第223話に登場の土方組新アジトは旧龍雲寺。
旧龍雲寺の内観。
ここは夜間公開のときも雰囲気があってよかった。
同じく第223話で寺の内観として登場したのは旧武井商店酒造部。
白鳥鍋食べたりしてたところ。
23巻 第226話、宇佐美の過去回に出てきた学校は旧北海中学校。
左の門がなくなってる…?
学校の内観。
23巻 第230話で月島軍曹から逃げる谷垣とインカㇻマッが立ち寄った廃屋の内観は旧岩間家農家住宅。
24巻 第236話、杉元の実家の内装は旧秋山家漁家住宅。
21巻 第208話で有古が刺青人皮を持ち帰って土方組と合流した山小屋は旧平造材部飯場。
雪の季節ということで行ってみたが、積もり過ぎだ。
ちなみに更に奥にある炭焼小屋までは通行止めで行けなかった。
新出でもなんでもないが、6巻登場の日泥の番屋、旧青山家漁家住宅。
何度も来ているが、人がいない状態で撮影できるのははじめて。
4巻 第37話登場の廊下を背景に辺見ちゃん。
色々回ったが、開拓の村に来て一番楽しみにしているのは…
食堂のご飯だ。年パス会員だと割引で食べられる。
これは屯田兵定食。
開拓の村のいももちは大変美味しい。
出入口(旧札幌停車場)の休憩室には最新の聖地巡礼マップが掲示されていた。
巡礼の下準備を忘れても安心だ。
開拓の村の建物を個人的にまとめた記事はこちら↓
オホーツクエリア(白石由竹、門倉看守部長)
旅程:2月10日(水)~11日(木) ※11日に獲得
スポット:博物館網走監獄
移動手段:JR、バス
2月!いざ、極寒のオホーツクへ!
1日目
特急オホーツク1号は札幌6:56発…
ということで札幌駅近くのホテルに前泊した。
オープン記念かなにかで素泊まり2000円だった。
2日目
まだ暗いうちからホテルをチェックアウトし、やってきた札幌駅は人もまばら。
特急オホーツク1号、今回はとっておきの席がとれた。
乗り鉄の間でうわさの17ABという正面展望の席。
走り出すとこいつはテンションが上がる。
座りながらにして前面展望を拝めるという魅惑の席だ。
雪景色というのもよいものだ。途中でオオワシを見かけた。
飽きずに景色を楽しみながら、5時間。
ワカサギ釣りのテントが見えてきた。網走湖だ!
あっという間に到着。
存じ上げなかったが、「オホーツクに消ゆ」という古のゲームと流氷物語号がコラボしていたらしい。
駅のコインロッカーに荷物を預け、バスで移動、さっそく博物館網走監獄へ。
1年半ぶり!人生4度目の網走監獄。また投獄されにきました。
ARも入り口で獲得できた。
門の前で13巻 第126話扉絵風の門倉部長と、看守の前を堂々と脱獄する白石。
門の内側。12巻 第118話でスパイ看守宇佐美が脱出するところを再現。
まずは庁舎へ。13巻 第130話で犬童がここから出てきた。
中にはゴールデンカムイゾーンが。
いつぞや話題になったポスターもあった!
現地で買うつもりでいたら札幌のイベントでも販売されていたバター飴。
13巻 第126話に登場の門倉部長の宿舎。
…の前になにか作られている!
13巻 第126話、129話などに登場の舎房。
…を上から見下ろせる場所を探したが、ここいらが限界だった。
13巻 第129話などに登場の中央見張所。
中から見るとこんな感じ。門倉部長気分を味わえる。
門倉部長!お疲れ様っす!
舎房はこの重厚感がよい。
第四舎。
第六六房は…
アチャじゃない、ニセのっぺらぼうがいたところだ。
さてさてお次は~♪
9巻 第83、84話で白石が入っていた懲罰房。
通称、「闇堂」の通り、中は闇…。
最後に9巻 第85話で白石がシスター宮沢を見つけた、14巻 第134、135話では土方と犬童がデスマッチを繰り広げた教誨堂。
人がいない教誨堂を撮れたのははじめて。
「あなたはひょっとして…シスター宮沢様ではございませんか!?」
過去にも同じようなことをやっていた。
一通り見て回ったところで、時間が余ったのでゴールデンカムイには出てこないスポットも。
たしか夏は?外の食堂で提供されている監獄飯がここでも食べられるはず。
再び舎房を訪れると、投獄されたゴジュウカラくんが。
雪の懲罰房もだいぶ形になっていた!すごい!
そろそろお土産でも見てバス停に列ぶか…という時間。
ところがなんと、ショップの営業時間が短縮されていたか休業だったかで入れなかった。
舎房の奥に見当たらなかった高見張り。外にいた。(もともと2つあった気もする)
バスで網走駅に帰ってきた。
この日は駅から徒歩5分ほどの網走ロイヤルホテルさんで1泊。
シングルで予約していたが、ツインにグレードアップされていた!
ロビーには民族衣装なんかが展示されていた。
オホーツク文化時代の遺跡から出土したシャーマン像のイメージだそう。
17巻 第164話でウイルタの「サマ」が出てきたが、ルーツは同じように見える。
夕食も美味しく、大浴場もあって大満足。
阿寒エリア(アシㇼパ&鮭、鯉登少将)
旅程:2月12日(金)~14日(日) ※12日に獲得
スポット:阿寒湖アイヌシアター〈イコㇿ〉
移動手段:送迎バス
3日目
朝食はバイキング。盛り方にセンスがないのはいつものこと。
駅からバスに乗り、向かうは道の駅「流氷街道網走」。
道の駅のコインロッカーに荷物を預け、今回の目的は…
網走流氷観光砕氷船おーろら!
中は売店もあり、船内でぬくぬくのんびりするのも良さそう…。
だがもちろん外へ。引き揚げられた流氷が展示されていた。
甲板へ出ると、なにやら囲まれているカモメが。
堂々とスピーカーの上に立ったまま動かない。
アシㇼパさんと1枚撮らせてもらった。
人が少なくて運休になるのでは?なんて心配はまったくの杞憂で、船上はそこそこ混み合う中、いざ出航!
船が動き出すと風が結構寒い…。
河口付近にさっそく白鳥が。
帽子岩。ブラタモリでも紹介されていたね。
しばらく進んだところで、流氷が見えてきた!
気温があまり低くないためか、薄めの流氷だったが、それはさておきテンションが上がる。
たまにちょっと厚めの流氷も流れてくる。
ポコポコと厚めの流氷が見え始めたところでオジロワシ!
オオワシも!
船内の放送で、「この流氷はアムール川で発生し…」なんて流れているもんだから、キロちゃんを想いながら一枚。
1時間の船旅を終え、帰着。
アザラシには出会えなかったが、流氷もオジロワシもオオワシも見られたので満足。
バスまで時間があるので、少し散策。
モヨロ窯。ウイルタ紋様のやきものがかわいい!
ランチは道の駅のフードコートで干貝柱塩ラーメン。
13時過ぎ、予約していたまりもエクスプレスオホーツク号に乗車。
車窓から現役の網走刑務所が見える。
立ち寄り休憩1箇所目は北見駅南口。
南口にはトイレがないらしく、図書館でトイレを借りるという。
立ち寄り2箇所目はクマヤキで有名な道の駅あいおい。
しかし残念ながらクマヤキは売り切れ…クマヤキサブレを買ってお土産にした。
16時過ぎに阿寒湖温泉へ到着。
4度目の阿寒湖、そして2度目のホテル御前水さんで、今回は2泊お世話になる。
お部屋は指定なしの予約だったが、湖側で雄阿寒岳も見えた!
到着後は夕食までお部屋でゆっくり…とはならず、早速阿寒湖上へ繰り出した。
2月頃の阿寒湖は完全凍結。阿寒湖上でワカサギ釣りや、氷上アクティビティなんかも楽しめる。
スケートリンクもあるので、チヨタロウ・牛山・関谷ごっこができるぞ。
夜の商店街もいい雰囲気。
歩いてアイヌコタンへ。
阿寒湖アイヌシアター〈イコㇿ〉でARゲット!
この日も夕食はホテルで。
夕食後は阿寒湖上でイベント「カムイへの祈り」が!
松明に火を灯し、
松明を振ってお祈り。
ステージ下の台にも火が灯される。
エカシが出てきてお祈り。
映画「アイヌモシㇼ」で見た所作を生で見られて感動。
このあと花火も打ち上がった。
昨年冬に訪れたときは吹雪で花火が中止になったのだ。今回はリベンジができた。
4日目
早朝。買ったばかりの慣れない三脚で花火は撮りそこねたが、せっかく持ってきた三脚を手に日が昇る前の阿寒湖へ繰り出す。
すでにワカサギ釣りの人たちがテントを並べていたが、一人で湖に落ちたら大変だ。
危険地帯に迷い込まないよう慎重に進む。
極寒のなか撮影したのが、星空と雄阿寒岳。
このあとすぐ温泉に駆け込んだ。
朝食。
この日、本当はウタサ祭りのライブなんかがある予定だったが、コロナの影響で無観客に…。
ということで、一日のんびり散策することに。
まずは遊歩道を歩いて、ボッケへ。
ボコッとなった瞬間。
展望台から。「湖」と書かれていなかったらわからないな…。
おや?
エゾリスくんお食事中。
足跡があったので、恐る恐る降りてみた。
阿寒湖の上の門倉部長!キラウシもARに登場して欲しいところ。(その前に阿寒湖映像化を何卒)
さてさて今回はちょっと足を伸ばして…
一般観光客が歩いてなさそうなところへ。
円盤になっていないため、記憶とパンフレットを頼りに照合。
中学校はパンフレットにも載っていた。パンフレットには手書きのマップも載っている。
さらにてくてくと歩いていき…
ここがカントたちが花火をしていたところだろうか…?自信はない。
ここもワカサギ釣り場になっていた。
歩いていくと、アイヌコタンの裏側に出た。
左がエミとカントのお店。(実際にはいないらしい)
右はデボさんのお店。(実際にもたまにいるらしい)
本当は光の森に行きたかったが、調べると光の森はガイドさんの同行なしには立ち入れないという…。
せめて入り口まで…と歩き出したが、登りがきつく途中で断念した。
帰り道で見かけたツグミ。
ちなみに10月にリベンジした際、しっかり巡礼してきた。
昼食をとらないままあるき続け15時過ぎ、再びボッケ森に戻ってくると…
この時間からスノーシューを借りた。
スノーシューや歩くスキーは、阿寒湖エコミュージアムセンターで2時間500円で借りられる。
スノーシューがあればどんなモッフモフの雪の中でも進んでゆける!
念の為、スノーシューで阿寒湖上に出てよいか聞いてみた。
表向きに良いとは言えないが、自己責任で…とのこと。
地図を出してくれて、ここから出て小島までと道筋も教えてくれた。
温泉が出ていて危ないところもあるからね。
小島までやってきた。
湖越しに眺めていた島に、今、足を踏み入れている感動。
小島からの雄阿寒岳も美しい。
この先に、関谷と門倉部長の待ち合わせ場所(なにか違う)が…。
もちろん想いを馳せるだけにとどめた。
戻ってボッケの森を散策。
18巻 第173話でチヨタロウが吊るされていた倒木。
アカゲラ。
ミヤマカケス。カケスと聞くとカムイルミナを思い出す。
シマフクロウはいないのだろうか。
良い時間になってきたところで再び阿寒湖上へと。
薄曇りの夕焼けだが、それもまた良い。
三匹、雄阿寒岳バックに記念撮影。
鮭に乗って空飛ぶアシㇼパさん。
スノーシューを返して、フラフラ。
カラオケスナック「あき」はアイヌモシㇼでデボさんがカラオケ歌ってたところ…のはず。
無駄に歩きまわって再びアイヌコタンへ。
デボさんのお店はやっていなかったが、よく見るとデボさんがカラオケで歌っていた曲のCDが販売されているみたいだ!
阿寒湖温泉には猫がたくさんいる。
この日の夕食。3日連続の宿飯で優雅な気分。
この日もカムイへの祈りに参加。気温は-8℃とそれほど寒くない。
花火を撮るには練習が足りなかった。
後半は見ることに集中して花火を楽しんだ。スターマインは音楽とともに美しかった。
5日目
翌朝、薄曇りの中日の出待ち。
霧がかかっていて幻想的。
朝焼けと鯉登パパ。
この日の朝食はバイキング。
まりもエクスプレス帯広号の時間までのんびり部屋で過ごす。(荷造りに追われていた気もする)
帯広までの道中は寝不足だったのもあり、うつらうつら…。
立ち寄りは足寄の道の駅「あしょろ銀河ホール21」。
松山千春推しがすごかった。
今回は道の駅「ガーデンスパ十勝川温泉」で下車。
チェックアウトの際にフロントでもらったメロンパンと、中札内鶏の串唐揚げでランチ。
道の駅から徒歩で移動。銀の匙に出てきた橋かな?(違うかな?)
やってきたのは、十勝川温泉第一ホテル豊州亭・豆陽亭!
いやはやここの温泉がすごいのなんのって。
3時間近く浴場にいた気がしたが、まったく飽きない。
露天の立湯・寝湯、アロマミストサウナ、ジャグジー…。
さらに湯上がりに嬉しいドリンク。あずき茶が美味しかった。
休憩室には足が伸ばせるソファも。ながめも最高!
さらにさらに、十勝文庫なる読書スペースまで!
このレパートリーが最高すぎる。
気になる本を見つけた。
阿寒湖温泉ではその観光名物としてお土産屋さんで子熊を飼っていたんだそう…。
日帰り温泉で4時間と長居して、帯広駅についたのは18時過ぎ。
19時台の特急とかちで帰路につく。
実はもともと阿寒~札幌間を走るバスを狙っていたのだが、予約の連絡を入れたところ、乗客が少ないので運休しているとのこと。
慌てて別ルートを考えたところ、まりもエクスプレス帯広号+特急という手が見つかった。
結果、十勝川温泉にも寄れて大満足な最終日であった。
小樽エリア(鯉登少尉、フチ)
旅程:3月21日(日)
スポット:小樽市総合博物館(運河館)
移動手段:JR、バス
気づけば最終月。
いつでも行けると思い、なかなか行かなかった小樽に、ようやく足が向いた
ARを並べられないので、セルフARで並べてみた。
やってきたのはおたる水族館。年1くらいで来たくなるんだ。
まずは入り口すぐにいる亀に挨拶。
大水槽にいるサメ。
カワウソくんはお休み中。
旬のおいし槽。こういうゆる~いネタがあるのもおたる水族館のよいところ。
怪獣公園へ。
でっかくてブイブイいわせてたやつ。
アシㇼパさんと闘ったアザラシ。(「と」には2つの意味が)
実はアザラシカレーはまだ食べたことがない。
誰も言うことを聞かないで有名なペンギンショー。
カモメがペンギンのエサを横取りすることもあるが、この日はカモメ不在。
大迫力!トドのダイビング。あの階段を登っていけるのもすごい。
ショー後のサービスタイム。
でっかくておっかないイメージのトドだが、案外かわいいものだ。(そしてアシㇼパさんに…)
大人気のイルカショーは整理券配布式になっていた。
ハイジャンプがかっこいい!
おたる水族館の愉快な仲間たち。
ウミネコとカモメがいるだけでなく、カラス(ちゃんとハシボソガラスと書かれている)までいるのがおたる水族館クオリティ。
さて、おたる水族館だけがバスに乗って祝津までやってきた目的ではない。
5巻 第40話に登場の鰊御殿が近くにあるのだ。
3年前に来たときも大雨だった…。
残念ながら3月は休館中。
なので外観だけ、辺見ちゃんと。
続いてやってきたのが、今回の旅の最終スポットとなった小樽市総合博物館 運河館。
アシㇼパさんが着ているテタラペのモデルになったテタラペ。
ゴールデンカムイには関係ないが、個人的にオタモイ遊園地の展示は熱かった。
オタモイ遊園地とは、昭和初期に存在していた巨大リゾート施設である。
断崖絶壁に建てられた高級料亭「龍宮閣」が目玉だったそう。
いまだに全容がわかっていないというオタモイ遊園地の、貴重な資料が展示されていた。ロマンがある。
以前は遊園地跡地までの遊歩道があったらしいが、2006年に大規模な崩落があり、閉鎖されてしまった。
実は前年の7月に、遊歩道の入り口まで訪れていた。
確かに、とんでもないところに道があるようだ。
在りし日のオタモイ遊園地に想いを馳せて…。
さてさて、ゴールデンカムイ関連に戻って、辺見ちゃんとこまざらい。
3巻 第19話で登場の色内大通りの写真。
ここで獲得した鯉登少尉。高級な文具とか買ってそう。
チャンスはあった気がするのに、リアルエゾシカとツーショットできなかった支遁先生。
森の中のフチ。
博物館から移動して4巻 第34話に登場の旧百十三銀行小樽支店で鶴見中尉。
ARを使える期間が残り少ないのでとにかく撮りまくった。
小樽といえばの堺町通り商店街でん猫ちゃん猫ちゃん!!
堺町通り商店街の自虐ポスター集。応援したい。
翌週にはこんなとんでも価格の海鮮丼が提供されるという!
流石に2週連続は…ということで泣く泣く断念。
駆け込みの最終スポットだったが、雨の日なりに小樽を満喫できた。
それにしても小樽に行く日はいつも雨が降っている気がする…。
完走(感想)
完走ッ!
無事今回も全13エリアを完走することができた。
道内なら何処にでも、何度でも行ってやるという気概であったが、ラブパスがなければ完全制覇は厳しかったかもしれない。JR北海道に感謝だ。
前回の反省を生かして今回はARも沢山使った…と思いきや、現地で使えていないARもいくつか…。
今度こそは…第4弾待ってま~す!と言う間もなく、今年度もARツーリズムが開催中だ。
そして再びラブパスの発売。
挑戦的コミュ障は、ぼっちアクティビティ参加を極め、この年末ついに…!
乞うご期待。来年はコミケでゴールデンカムイ聖地巡礼ガイドブックも出す予定だよ。
第3弾までの情報・ARまとめはこちら↓