鯨ノート

聖地巡礼と旅の記録

ゴールデンカムイARスタンプラリー2022まとめ

もはや年一更新になりつつある当ブログだが、これだけは記事にまとめておかねばなるまい。

2022年度も、狂気のARスタンプラリー「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」キャンペーンは開催されていた。

今回もキャンペーンが終了してキャンペーンページが見られなくなる前に、概要と各地で撮影したAR写真をまとめていきたい。

「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」キャンペーンとは

「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」キャンペーンは、北海道観光振興機構がテレビアニメ「ゴールデンカムイ」とタイアップして、2018年から始まったキャンペーンだ。

道内各地にスポットを設定したARスタンプラリーや、ラッピングバスの運行が主な内容で、特にARスタンプラリーをすべて制覇する難易度は狂気とも言われ、界隈を震撼させた。

2022年度で初開催から5年目になるが、毎年新しいスポットの追加や、ARの刷新で楽しませてくれている。

 

第1弾~3弾までのまとめはこちら↓

dnsksik.hatenablog.com

 

第4弾のまとめはこちら↓

dnsksik.hatenablog.com

 

ラッピングバスについてはこちら↓

dnsksik.hatenablog.com

「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」ARスタンプラリー2022について

概要

前年度はARツーリズムと銘打たれていたが、2022年度はARスタンプラリーの名称が帰ってきた。
キャンペーンの概要と、前年度までとの変更点を見ていきたい。

  • 期間:2022年8月1日~2023年3月31日
  • スポット:全4エリア、8地区、47スポット
  • AR:全8種
  • 特典壁紙:3ヵ所チェックイン時1種

期間は第1弾開催時とほぼ同じ8月~3月末まで。
開催決定の発表があったのは7月8日、スタート日が発表されたのが7月22日だった。

ちなみに開催時期については第2弾が最も早く、4月末からのスタートだった。
新型コロナウイルスによる行動制限がない(はずの)2023年度は、開催されるとすれば4月末頃からスタートするのではないかと予想している。
4月は延期になっていたアニメ4期が改めて放送され、原作のゴールデンカムイ展が満を持して北海道上陸という絶好のタイミングだからだ。

エリアについては大きく4エリア、すなわち道央道南道北道東に分類されたが、その中でさらに8地区に分類され、この地区によって取得できるARキャラクターが分かれている。
また、各地区に複数カ所指定された全47カ所の施設が、今回のチェックインポイントだ。
ARの制覇は8地区を回れば完遂できるので、13エリアすべて巡らなければ完遂できなかった第3弾に比べれば難易度は低くなるが、中にはすべてのチェックインスポットを巡る猛者もいるようで、これを達成するには全47のスポットを巡らなければならない。
この数字は第3弾の全29スポットを大きく上回る。

注目のARは、今回もすべて描きおろし
前回はアクティビティを楽しむキャラクター達がARになっていたが、今回は背後を指さすポーズのアシパさんなど、かなり使いやすく、キャラクターたちと一緒に旅を楽しめる。

エリア・地区・チェックインスポットと獲得できるAR

史上最多47カ所のチェックインスポットを見ていこう。

道央エリア

  • 札幌・小樽地区(杉元佐一)
    ①野外博物館北海道開拓の村
    サッポロビール博物館
    ③札幌市アイヌ文化交流センター「札幌サッポロピㇼカコタン」
    ④北海道博物館
    小樽市総合博物館(本館)
    小樽市総合博物館(運河館)
    ⑦にしん御殿(旧青山別邸)
    江別市郷土資料館
    恵庭市郷土資料館
  • 苫小牧・登別地区(鯉登少尉)
    苫小牧市美術博物館
    ⑪しらおいイオル事務所チキサニ
    ⑫ウポポイ(民族共生象徴空間)
    ⑬のぼりべつクマ牧場
    室蘭市民俗資料館
  • 夕張・日高地区(尾形百之助)
    厚真町軽舞遺跡調査整理事務所
    ⑯月形樺戸博物館
    夕張市石炭博物館 ※冬期:株式会社ネクスト夕張ハルクス
    平取町立二風谷アイヌ文化博物館
    萱野茂二風谷アイヌ資料館 ※冬期間休館

道南エリア

道北エリア

道東エリア

今回は、第1~3弾のように見学施設がスポットに設定されているが、半径150m圏内に近づくことで、GPSによりチェックインとARの獲得ができるのは、射程距離は違えど前回のARツーリズムの仕様を踏襲している。
よって、最悪営業時間外にたどり着いてもチェックインはできるわけだが、せっかく半径150mの位置までやってきたなら見学していきたいところだ。
各施設にはキャラクタースタンドロールも設置されている。

今回はオホーツクとは別に稚内地区が設定されているので、第3弾なみの難易度と言ってもいいだろう。
ただし、稚内までは厳しいといった場合、名寄や枝幸といった逃げ道もあった。(稚内より枝幸の方が難易度は高そうだが…)
一つの地区の中でチェックインスポットが多く設定されているのは、AR制覇勢にとってはありがたいことだが、チェックインスポット制覇勢にとってはさらに難易度を上げることになった。

ARキャラクター一覧

今回は、前回除外となった多くのキャラクターのうち、鶴見、土方が復活した。
その代わり、前回汎用性の高さを見せてくれた谷垣が今回は除外となった。

《キャラクター》
継続:杉元、アシㇼパ、白石、尾形、鯉登、月島
復活:鶴見、土方
除外:谷垣

期間中に撮影したAR写真をまとめていく。

札幌・小樽地区(杉元佐一)


撮影場所:小樽市総合博物館(本館)

初開催の2018年度にもスタンプラリーのスポットに含まれていた小樽市総合博物館本館。
当時はまさか作中にこの「しづか号」が登場するとは思いもしなかった。
今回は2018年以来の再訪だった。


撮影場所:野外博物館北海道開拓の村

今回各スポットに設置されたキャラクタースタンドロール。
開拓の村にはARと同じく杉元のスタンドロールが設置されていた。

苫小牧・登別地区(鯉登少尉)


撮影場所:三星 中央店

レッドイーグルス北海道×TVアニメ『ゴールデンカムイスペシャルコラボレーションデーの試合を観戦した帰り、駐車場が混雑してなかなか車を出せなかったので、徒歩で苫小牧市美術博物館近郊まで行ってARを取得し、戻ってきてもまだ出られそうになかったので、さらに徒歩で三星中央店に行ってパンを買ってきた帰りの一枚。


撮影場所:野外博物館北海道開拓の村

樺太で日用品を買い足したお店の中で。
鯉登少尉は獲得した時点で期限まで残り1か月を切っていたので、駆け込みで撮影しにきた。

夕張・日高地区(尾形百之助)


撮影場所:抜海港

ARは秋ごろに参加したツアーに組み込まれていた平取町立二風谷アイヌ文化博物館で獲得したが、当時、あまりの大雨で撮影どころではなく、現地で撮ったまともな写真がなかった。
抜海港には早朝、ゴマフアザラシを見に来た。寝そべり姿は見られなかったが、たまにぷかぷか浮かぶ頭が見えた。遠くに利尻富士も見える。


撮影場所:野外博物館北海道開拓の村

尾形といえば…の山本理髪店だ。

函館地区(土方歳三


撮影場所:五稜郭公園

土方が稜堡式城郭について説明していた場所。
日帰りでの函館リベンジだったが、またも井戸跡を見つけることができなかった。(うまくググれば普通に出てくるはず)


撮影場所:五稜郭タワー

老土方と若土方がならぶエモさ。

旭川地区(鶴見中尉)


撮影場所:北鎮記念館

ツアーで立ち寄った北鎮記念館で獲得。
北鎮記念館は2020年以来の再訪だった。売店が想像以上にゴールデンカムイ推しに様変わりしていて驚いた。


撮影場所:旧函館桟橋

こちらも日帰り函館リベンジの際に立ち寄った。
鶴見中尉と杉元がしづか号もろとも海に沈んだのはこのあたりではないかと…。

稚内地区(月島軍曹)


撮影場所:留萌駅

ARを獲得したのは名寄市北国博物館だが、いい写真がなかったので割愛。
こちらは3月末で廃線になる留萌線留萌駅で撮影した一枚。
KAZUMOちゃんが頭に載っているみたいでかわいい。


撮影場所:なよろ市立天文台 きたすばる

名寄に行ってきた証明写真。
ちなみに名寄へは高速バスの日帰りで行ってきた。
ひまわり畑の方で写真を撮るべきだった。

網走・オホーツク地区(白石由竹)


撮影場所:博物館 網走監獄

ツアーで立ち寄った網走監獄で獲得。この日も雨だった。
ぶりっ子ポーズが気に入っている。


撮影場所:小樽市総合博物館(本館)

しづか号の中。
感染症防止で中には入れなくなっていたので、外から撮影した。

帯広・釧路地区(アシㇼパ)


撮影場所:カムイルミナ会場

ツアーで阿寒湖に宿泊した際に、カムイルミナに参加。夏季に阿寒湖に来たら必ずカムイルミナに参加している。
ARは阿寒湖アイヌコタン内の伝統・創造 オンネチセで獲得。
今回のスタンプラリー、AR8キャラクター中、4キャラクターをこのツアーで獲得した。
このアシㇼパさん、写真によく馴染む。


撮影場所:フレペの滝

知床自然センターでスノーシューを借りてたどり着いた。
流氷は見えるが、雪が降っていて霞み気味。
オジロワシが飛んでいた。

まとめ

  • チェックインスポットが増えて難易度は下がったような上がったような?
  • 描きおろしARがどこでも使いやすくてGOOD!
  • おそらく2023年度も開催されるはず!

2018年からはじまって5年…よもやこうも毎年道内各地をめぐることになるとは思わなかった。
何度訪れてもまちの魅力は尽きず、更にはまだ訪れたことのないまちへと誘ってくれる、ARスタンプラリー「北海道はゴールデンカムイを応援しています。」キャンペーンに感謝。
来年度も楽しみにしています!