えきねっとトクだ値の事前受付で惨敗した話
7/13 特急オホーツクの手打ち結果追記しました。
気付けばもう7月。
いよいよ観光シーズン突入ですね。
中の人も色々予定を立てています。
有休は8月まで我慢ですが…。
さて、今日は7月10日。
お盆休みに繋がる8月3連休のちょうど一か月前…
そう、お盆休み頭のJR発売日です。
狙うはもちろん、えきねっとトクだ値。
数か月前からこの日を待っていました。
今回は「トクだ値」を狙って事前受付という手段に走った中の人の失敗談を記録したいと思います。
※道内の特急のお話です。
内地の新幹線などには当てはまらないかもしれませんのであしからず!
えきねっとトクだ値とは
えきねっとトクだ値とはなんぞや?
JRで出しているお得な切符のことです。
JRの予約サイト「えきねっと」から申込できます。
路線や時間によって割引率は異なりますが、例えば土日の特急スーパーおおぞら1号(指定券+乗車券)だと40%オフになります。
つまり9370円→5610円になります。
使わない手はないですね。
しかし発売日は乗車日一か月前の同日10時…平日だとパソコン前に構えているのもなかなか難しいですね。
そんなあなたに事前受付!
事前受付とは
通常JRの乗車券発売日は一か月前の同日10時ですが、事前受付は発売日の一週間前~当日9時45分までの間に予約のリクエストを受付してくれるシステムです。
この事前受付をシステムが一旦預かって、発売時間になると自動的に予約に進めてくれるというわけです。
「システムがやってくれるなら、手打ちより早いに決まってるじゃん!」
そう…思いますよね?
私も前回の釧路行では空席照会した時には既に残席△になっていて焦りました。
その後事前受付の存在を知って「そっか~皆こいつを使ってたんだな!」と思い、次回は事前受付を利用しようと心に誓ったのでした。
それが大きな落とし穴でした。
事前受付の注意点
1.トクだ値で乗車駅の異なる2名の並び席は取れない
直接今回の失敗談とは関係ないのですが、記しておきます。
えきねっと事前受付ですが、「乗車駅が異なる2名以上を並びで取る」ことができません。
上記の場合、えきねっとでは「お連れさまが途中で乗降される場合」という別メニューから申込することになりますが、えきねっとの残念な仕様その1「お連れさまが途中で乗降される場合」ではトクだ値の予約ができません。
通常の予約画面ですと2名以上で「どの席でもよい」を指定すれば基本は並びで確保してくれるそうですが、乗車駅が異なる場合は1名ずつの予約になるので適用されません。
事前受付ではシートマップで席を指定することができない(窓側、通路側などのアバウトな指定のみ)ので、乗車駅が異なる場合、事前受付で並びの席を指定することは運がよくない限り不可能ということです。
今回私は同行者より後の駅から乗車の予定でしたが、400円未満の違いだったので同行者と同じ駅で事前受付をしました。
途中の駅から乗車する分には問題ないそうです。頑張って電話して聞いたので間違いないです。
2.飽くまで事前受付であって、予約の成立ではない
事前受付で確実に席が用意されるわけではありません。
満席の場合は座席を確保できない可能性もあります。
まあ、それだけ混雑してちゃあ、しょうがないよな。
なんたってお盆の頭だし…絶賛繁忙期だし…。
しかしいざ事前受付をしてみると、それだけでは説明がつかない、解せない状況が待ちうけていました。
お盆連休頭、特急スーパーおおぞらの事前受付結果
失敗談と前述したとおり、今回の事前受付は購入不成立となりました。
狙ったのは8月10日のスーパーおおぞら1号(札幌~釧路)。トクだ値40です。
中の人は10時始業だったので、始業直後にいきなりネットサーフィンはちょっと…仕事でそれどころじゃなくなるかもしれないし…と思い、事前受付にしましたが、今日はさほど忙しくなかったので、せめて結果だけでもいち早く確認したい!とずっとスマホチラ見してました。
しかし、10時半を過ぎても一向に回答が来ません。
メールを待っていたわけではありません。
えきねっとの「事前受付の確認・取消」を何度も更新かけたりしながら確認していました。
スマホチラ見も辛くなってパソコンからえきねっとにログインしました。
繁忙期のJR…だからこそ私も警戒していたのですが、ためしに空席照会してみると△ですがまだトクだ値の空席がありました。
「結果の送信が遅れているだけかな?ダブって予約されて払戻手数料かかるのも嫌だし…」
というわけで辛抱強く待ちました。
そのうち空席もなくなりました。
正午過ぎでしょうか…もはや手癖のように「事前受付の確認・取消」をクリックすると目に飛び込んできたグレーアウト。
予約状況……購入不成立
そ、そんな馬鹿な…
だってしばらく空席あったじゃん!!
苦し紛れに再度空席照会しましたが、やはりトクだ値は売り切れでした。
事前受付の処理を待っている間に売り切れたとしか思えません。
後日特急オホーツクで手打ちしてみた
7月13日追記です。
3連休から1日はずれた特急オホーツクのトクだ値30を狙いました。
とはいえ世はお盆ですから侮れません。中の人は有休消化ですが。
それでも網走~札幌は大雪とライラック・カムイがあるからそっちにも人が流れるかも?
自宅PC前で10時前に待機。
時刻等セッティングして、時計が切り替わった瞬間空席照会クリック!
……しまった!!事前受付に通されたぞ!!セッティングがあだとなったか!?
あわてて路線選択画面からやり直す。
再び空席照会に辿り着いた時点ですでにトクだ値は△。
座席指定もせずポンポンポンと進んで(日にち、時刻、路線、人数、金額、トクだ値のだけはしっかりチェックして)確定!
無事購入できました!!!!
なんだよ余裕じゃ~ん!!
あとからまた見に行きましたが、11時過ぎまで△のまま空席はありました。
これが事前受付の結果を待っていたら、そうはいかなかったかもしれません。
そもそもお盆の北海道はそれほど激戦ではないのか…だからこそ、他県の戦争に巻き込まれて事前受付の順番待ちというのはもったいないと思います。
繁忙期に事前受付は有効か?
北海道内の特急に関して言えば、私の答えはNOです。
10時きっかりは無理でも、10時ちょいすぎにアクセスできるなら手打ちを選択すべきだと思いました。
繁忙期で事前受付が集中したからでしょうか、結局手打ちの方が処理スピードが速かったのかもしれません。
だからずっと回答待ちのまま、結局手打ち勢に持っていかれた…そんな気がします。
なんならダブり覚悟で事前受付と手打ちダブルが確実かもしれません。
どう頑張ってもえきねっとにアクセスできないなら事前受付しかありませんが…。
今回事前情報として、道内特急のお盆時期の混雑具合がわからなかったのですが、手打ちでも瞬殺ということはないです。
事前受付の結果を待つくらいなら手打ちしましょう。