ブエルタ2019 現地観戦にマドリードへ行った話【レース当日】
2019年9月15日(日)
ブエルタ・ア・エスパーニャ2019最終第21ステージを
現地で!生で!!観戦してきました!!!
コース下見
ホテルはグランビア通り沿いなので、コースの様子が窓から見えました。
左が8時頃、右が9時半頃。
1時間半の間にバナーが張られ、歩道の脇には柵が並んでいました。
さいたまクリテリウムなら7時から場所取りに繰り出しているところですが、ここはスペイン…のんびり出発します。
繰り返し流れている系のニュース番組でブエルタも取り上げられていました。
リアタイで観られる番組はいったいどこに…。
10:20頃、外に出るとコース設営ほぼ完了していました。
グランビア通りに観客はまだいなさそうです。
雨で路面が濡れています。
METROPOLISのところからアルカラ通り向きに。
警察車両と、ユーロップカーの関係車両?
シベーレス広場の方にもいましたユーロップカー。
ちゃんとブエルタ仕様です。
昨日見た屋根のところは関係者ゾーンのようです。
と、ゴールゲートがありました!
これはテンション上がる!!
しかもなんと、ゴールゲート前の通路はまだ通れました!
奥の方には実況ブースも見えます。
イベントあるある。パスを持った関係者がやたらかっこよく見えます。
ブエルタの公式バナーはゴールゲート過ぎたところにありました。
ゴールゲートからコロン広場の方向。
スプリントポイント。
アルカラ門を背にグランビア通り方向。
アルカラ通りも既に封鎖されているようで、普通に歩けるようになっていました。
ここにチームバスが集うと予想します。
シベーレス広場からレコレトス通り。
まだバナーが解放されていたので、グランビア通り側に渡ってきました。
そこに、ありました!公式グッズ売り場!!
ラインナップはこんな感じ。
2019の文字はないので、もしかすると毎年使いまわしでしょうか。
さいたまクリテとかの公式グッズと比べると、めちゃくちゃ安くてびっくりするんですけど、そこはまあブエルタクオリティです。
ここではレインウェアを2着(赤と黒があったので2色とも)買いましたが、赤い方の袋を開けたら生地に穴が開いていたので展示品と変えてもらいました。
ブエルタクオリティですが、手軽にお土産買えていいですよね。
国立考古学博物館(スペイン国立図書館)
時刻は11時。
まだ場所取りという雰囲気でもなかったので、この日も無料で入場できる施設に立ち寄ってきました。
国立考古学博物館。
日曜の午前中に無料で入場することができます。
ちなみにこちらは裏で、正門は反対側だったようです…。
そして今気づいたのですが…
腐死身が行ったの考古学博物館じゃなかったわ。
BIBLIOTECA(図書館)って書いてある。
「スペイン国立図書館と建物を共有している」ってWikiにも書いてある。
こちらがその図書館の入り口…。
でも図書館にも展示があったんですよ!
ジョヴァンニ・バッティスタ・ピラネージというイタリアの画家の展示だったようです。
ピラネージさん、建築家でもあったようで、建物や景観がものすごく緻密に描かれています。
「すごいな~細かいな~(ところで考古学とは…?)」
多分本を閲覧するところは日本の国会図書館みたいに厳しいチェックが入るのでしょうね…。
こちらは図書館のミュージアム。
なるほど、今思えば印刷系の展示ばかりですね。
次行ったときはちゃんと考古学博物館を見てこようと思います!!
マヨルカ
11:50頃、お昼を食べに行きます。
まともな食事は昨日の昼食振り。
マヨルカというお店。
スイーツや惣菜等が販売されており、ケーキやサンドイッチのテイクアウトもできます。
東京と横浜にも支店があるそう。
今回はここのカフェでランチです。
またかよ!(またです)
とりあえずパンにハムはさんどきゃ間違いないと思って…。
今回はイベリコ豚です。
めちゃ美味かったけど、パンにハムはさんでソースつけて食べるのが正解だったのかどうか…。
2人分で17,50€。2000円弱ですかね…。
ちなみにカフェは地下にあり、チョコやギフトも売ってました。
1階にはテイクアウトのパン等も。
清算はたしか1階でした。
アルカラ門
沿道の様子を見に戻る途中、アルカラ門を見てきました。
すでに道路が封鎖されているのでど真ん中から見ることができます。
アルカラ門からシベーレス広場。
おそらくこの後ここにチームバスが並ぶはずです。
既にお祭りムードで、お菓子の試供品が配られたりしていました。
観戦場所を決めろ!
シベーレス広場に戻ってきたところで、今度はプラド通りのゴール手前を下見しに行きます。
そろそろ観戦場所を決めたいところ。
事務所のよう。
横の通りに企業ブース(?)がありました!
12:50時点、まだ開店前のようでした。
レアルター広場だと思われます。
ゴール200M前。
大きなスクリーンがあります。
スクリーンの手前、ゴール前後は関係者(もしくは課金)ゾーンのようでした。
たしかこのあたりだったと思うのですが、もう一軒オフィシャルグッズショップを見つけました。
そこでボトル、牛くんのネックストラップ、Tシャツ・帽子・キーホルダー・マグネットのセットを購入。
牛くんはストラップから取り外してボディバッグにつけておきました。
ゴール前まだ渡れました。
表彰台ができていました!
今年は噴水とシベーレス宮殿がバックのようです。
位置関係はこんな感じ。
モニターもありました!
景観も良いのでここを観戦地とする。
13時過ぎ時点では数名しかいませんでした。
グランビア通り方面はこんな感じ。
マドリードチャレンジbyブエルタ
待機すること30分ほど。
サイクルフォトグラファーの辻さんが現れました!
声を掛けると手を振ってくださいましたー!
と、モニターが映りました。
どうやら女子レースがはじまるよう。
来たーーーー!!!!
シベーレス広場を駆け抜ける選手たちかっこいい!!!!!
そしてなかなか写真に映える場所じゃないか。
次の周回を待つ辻さん。
ステージではオフィシャルソングのライブのリハーサルなど行われていました。
沿道の人出はこのくらい。
ド派手なコロンビアのおっちゃん。
と…なんだか嫌な雲が出てまいりました…。
言わんこっちゃねえ降ってきやがった!
この雨で落車があったりしてかわいそうでした…。
このまま今年は雨のブエルタになってしまうのか?と思いきや…
なんと、女子レースが終わるころにはこの通り、晴れました。
波乱の女子レースでした。
女子レースの表彰がはじまりました。
表彰台のまりもみたいなのが気になる。
クマちゃんがもらえるみたいです。
かわいい!
女子レースは勉強不足で大変申し訳ないのですが、 與那嶺選手が出場してたみたいなのですよ…!
知っていたら全力で応援したのに…!!
女子レースがあると知ったのも当日でしたが、一応日本人選手が出ているかどうかググりましたが情報も見つけられず…無念。
辻さんの記事貼っておきます。
コース周辺散策
時刻は16:40、気温20℃。
交代でトイレに行くことにして、腐死身は最初待機です。
ここでmedia accessをJSPORTSに接続!
多少カクつきましたが、概ね問題なしです。
17:10頃、母が戻ってきたのでトイレついでに散策に出ます。
母はホテルまで戻ったようなのですが、既に道路は完全封鎖されているらしく…!
カリャオ駅あたりのコーナーをぐるっと回ってホテルに向かったらしいのですが、人混みもすごくて大変だったそうです。
ならばと腐死身はコロン広場側に回り、どこかしらの施設でトイレを借りる作戦に出ました。
NTTゾーンとCofidisゾーン。
コロン広場。
選手を肉眼でとらえるならコロン広場がいいかな~と思ったり。
モビスターのチームカーとUAEのバン。
レコレートス通りは割と余裕ありそうです。
トイレはシベーレス宮殿をお借りしました。
シベーレス宮殿の中は市庁舎で、「CentroCentro」なる文化センターやカフェもあるので無料で入場できます。
荷物検査はありますが、それほど混み合ってもおらず、トイレは空いてました。
フォロワーさんが企業ブースで色々ゲットしたらしいので、腐死身も寄ってみました
袋とボトルとバナナをゲットしました。
もっと早い時間だとカルフールのブースで水とかお菓子とか配ってたみたいです。
カハルラルのブースとEFのブース。
カハルラルはトレーナーを使ったイベントを開催しているよう。
プラド通りのモニター前も結構人が集まっていました。
プロトンの到着を待つ
シベーレス広場に戻りながらmedia accessでJSPORTSを聴いていたのですが、どうやら今まさに辻さんのスカイプに中継が繋がっているようだと!
急いでシベーレス広場に戻ると、なかなかの人混み!
母が目印にと日本国旗を背負っていたので、辻さんに向けて掲げてみました。
すると気づいた辻さんが映してくださったようで!
録画見たら本当に映ってました。
辻さんありがとうございます…!
ちなみにキャラバンカーは腐死身が不在の間に通過してしまったようで…!
17:30~18:00の間でしょうか…残念ですが、母がバルーンをゲットしてくれたので良しとしましょう。
18:30頃の人出はこのくらい。
この辺りで気づく。
「もしかしてここがコロンビアゾーンでは?」
目的の一つ、「コロンビアゾーンに紛れる」が達成されようとしている…!
自撮りしてたらコロンビア人のおっちゃんが背景にコロンビア国旗を出してくれました!
コロンビア人のおっちゃんたちと一緒に自撮りしてると、この後まさかの出来事が…!
なんと、サイクルフォトグラファーで新城選手のパートナーでもあるイイミワさんが来てくださいました!
しかも、バーレーンのサイクルキャップをプレゼントしてくださるというサプライズまで!!
イイミワさん、コロンビアの皆さんにも人気なようで…
「ミワ!ミワ!」って呼んで、皆で写真撮ってもらいましたw
イイミワさん(そしておそらく我々の存在をお話してくださったであろう辻さん)ありがとうございました…!
めちゃくちゃいい思い出になりました!!
レース観戦
ついにプロトンが周回コースに突入!1周5.8kmを10周回!!
きたーーーーーーー!!!!!
……………………。
速すぎて肉眼で見えない問題発生。
もうね、さいたまクリテとか比じゃないくらい早かった…。
これがグランツールのプロトンの速度…!
写真もこの通りボケボケです。
辛うじて繰り下げグリーンジャージのナイロがわかる程度。
動画もダメでしたが、速さだけは伝わる映像が撮れました。
写真はせめてもう少し勉強しておくんだった…!
そんな中でも、奇跡的に推しの姿が写り込んでいました!
右奥の黒と黄色のジャージ、101のプレート番号!
最推しのエステバン・チャベスに間違いありません!!!
生チャベスおった~~~~~~(涙)
そしてもう一枚、奥にマイヨ・ロホ、プリモシュ・ログリッチの姿が!
うん、ブエルタらしい写真が撮れて満足です(嘘です)。
写真は2周回、動画は1周回分撮りましたが、あとは全力で応援することを楽しむことに!
「ユキヤー!」「エステバーン!」と全力で叫びました。
それにしても、コロンビア応援団がすごい。熱狂的!
ツール・ド・北海道やさいたまクリテリウムではちょっと恥ずかしくてあまり声が出せない腐死身も、全開の声とテンションで応援しました。
これがブエルタの空気…!!まさに情熱の国のレースでした。
表彰式
10周回はあっという間に終わってしまいました…。
アルカラ通り側にはゴールした選手たちと報道陣が集まっています。
駆け付けたい気持ちを抑えて表彰式を待ちます…。
せめて何が行われているのかを見たくて、大してズームできないズームレンズを最大限にズームさせて反対側を見つめました。
「あ!なんかミッチェルトンがわちゃわちゃしてる!」
チャベスの後姿が1枚写っていました…!
何気にイイミワさんと辻さんも写ってますね!
パノラマで1枚撮りました。
表彰式前のシベーレス広場の光景が詰まった1枚です。
この後またコロンビア応援団と撮影会がはじまります(笑)
このうちわのお陰ですね!
「コロンビアーナ!」と言って盛り上がりました!
場所的に表彰台に一番近いからでしょうか、後ろにスロベニア応援団も集まっていました。
なんたって総合優勝のログリッチに新人賞のポガチャルもいますからね!
20:10頃、ついに表彰式がはじまります。
憧れの、ブエルタ最終ステージの表彰式です!
まずはステージ優勝のファビオ・ヤコブセン。
途中ちょいちょいプロテイン飲んでますね。
レース後のプロテイン大事。
例のビール。
いつからカヴァファイトはなくなったのか…。
続いて総合優勝プリモシュ・ログリッチ!
黄色から…
赤色に…
変身!
牛くんもゲット!
ポイント賞も~プリモシュ・ログリッチ!
ここではスロベニア国旗を持ち込んで、SKODAくんとの両立に苦戦していましたね。
山岳賞、ジョフレ・ブシャール。
ジャージ着るのに若干しゃがんであげてる姿がかわいい。
新人賞は大注目のタディ・ポガチャル!
旗ちゃんと持ってきたよ~。
ペンギンみたいでかわいい。
スーパー敢闘賞はミゲルアンヘル・(スーパーマン)ロペス。
スーパーマンだけに…!
お子さんを連れての登場でした。
チーム総合賞は地元スペインのモビスター!
コロンビアーナ達の声援に応え、視線を送るキンタナ。
腐死身的この日のベストショットです。
最後に総合3位までの表彰です。
笑顔でカップを受け取るバ師匠。
お皿(お皿?)を掲げるログリッチ。
腰にはグリーンジャージも。
スロベニア国歌が流れます。
紙吹雪が!
女子の優勝者もステージに上がり、表彰式はフィナーレを迎えました。
オフィシャルソングのライブもあったよ!
チームバス見学
赤色に染まったシベーレス広場。
楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。
名残惜しいですが、我々にはまだ最後の楽しみが残されていました!
と、その前に、栗村さんも大好きコフィディスキッズが登場!
「お金借りてね!」
表彰台から離れ、我々が向かった先はアルカラ門。
最後の楽しみ…それはもちろんチームバスです!!
残念ながらミッチェルトンのバスはすでに撤退した後でした…。
推しに会う夢は叶わず。
ユンボ、UAE、モビスター、BORA、EF、AG2R、ドゥクーニンク、グルパマFDJあたりはまだ残っていました。
人混みの中、だいぶ奥まで進んでくると…
ありました!バーレーンのチームバスです!
他の日本人ファンの方もいたので、しばらく待っていると、新城選手が出てきてくれました!!
うちわにサインと、一緒に写真も撮っていただきましたよ~幸せ~!!!
左、モビスターのチームバスと、隣にディメンションデータのバン。
右、BORA。
BORAは屋根出してライトもついてました。
チームバスって、でっかいキャンピングカーみたいで絶対楽しいですよね。
左、グルパマFDJ。
右、AG2R。
混雑ゾーンその1、UAE。
ポガチャル応援団がすごかったです。
混雑ゾーンその2、ユンボ・ヴィスマ。
ログリッチの登場を待つ人々。
さすが総合優勝チームの人気は違います。
マイヨ・ロホを着たログリッチが出てきてカヴァ(?)ファイトしてました!
やっぱこれがなきゃね!!
こちらは動画から切り取った一コマ。
ユンボのチームバスが去ってゆき…
ブエルタ・ア・エスパーニャ2019は終了しました。
朝から活動していたのに、本当にあっという間でした…!
21:30頃、赤い宮殿を目に焼き付け、シベーレス広場を去ります。
プエルタ・デル・ソル~マヨール広場
とは言え興奮はいまだ収まらない!
そして、今日こそまともな食事にありつきたい!!
と言う訳で、夜の街に繰り出します。
街中でやたらと見かけた電動キックボードのような乗り物。
貸し出しもやっているのでしょうか…?
まずは観光の定番スポット、プエルタ・デル・ソルにやってきました。
まだまだ人で賑わっています。
有名なクマとイチゴノキの像。
渋谷のハチ公みたいなもの、らしいです。
カルロス3世の騎馬像。
0km地点。
スペインの道路の中心的な…。
ここから放射線状に伸びているんだそう。
その足でマヨール広場まで。
こちらはフェリペ3世の騎馬像。
Mesón del Champiñon
ようやくマドリードに来てはじめてのディナーにありつけます!
母が一度来たことあるお店で、マッシュルームのお化けみたいなのが美味いと言うので来ました。
看板にもちょっと怪しいカタカナで「マッシュルーム」と書かれていますが、このお店はなんとデジタルメニューに日本語があります。
この日は(この時間だからか)さほど混んでませんでした。
カウンターで食べると一皿あたりの料金が安くなるようですが、さすがに疲れているのでゆったりテーブル席で…。
オルガンを演奏するおじさんがいます。
まずはサングリアで乾杯!
生ハムのコロッケとマッシュルームの鉄板焼きを注文しました。
マッシュルームはこの店の名物で、店名のChampiñonもマッシュルームの意味だそうです。
実はキノコ類が苦手な腐死身。
それでも美味いから食ってみろと言われれば、食べないわけにはいきません。
結果……キノコっぽさは十分に感じるけど、それを加味してもおいしかったです。
キノコ絶対無理な人は、それが覆ることは無いので避けましょう。
結局注文したのは2皿だけでしたが十分お腹はふくれました。
サングリア2杯、マッシュルームの鉄板焼き、コロッケ、パンで締めて20,10€。
最終的に、マドリードで食事したなかでは一番お得だったので、日本人は迷わず使うと良いです。
さて、メインイベントが終わってしまいましたが、まだあと2日あります!
せっかく来たのだもの、観光も楽しんじゃいますよ~!